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8/14〜8/20 「言語の本質」
だいぶ更新してませんでした。9月からは資格勉強に時間を取りたいので、本を読むのは一旦中断。のんびり読み進めます!
みんなが面白い〜っていってたのと、chatgpt含む文章生成AIを使う人は読んだ方がいいというコメントを見たので。
内容は面白かった気もするけど、意味を咀嚼しきれてません!!めちゃくちゃ難しい!!!!特に前半の部分が。言語学たるものを理解してないからだと思う。
詳しいことは読んでください。
なぜ私はわからなかったのか。
それは「記号接地問題」で説明されそう。
メロンの「意味」は辞書の記述を引っ張ってきても分かりません。味、香り、口の中のねっとりした感覚などが一緒に思い出されてはじめて「意味が分かった」と思えませんか? 認知科学の世界には「記号接地」という概念があります。言葉の意味を真に理解するには、現実世界から受け取る具体的な情報について、身体的な感覚を持つ必要があるという考えです。
単にメロン🍈とかのような言葉だけではなく、分数についてももちろんこの話は及ぶようで、以下記載があった。
調査結果からわかった事は、非常に多くの中学生が1/3,1/2のような最も基本的な分数の意味を理解していない、つまり、分数の記号を接地していないということだった。
なるほどなあ。。分数の意味の本当の理解。本当とは何か。。身体性と本当。真の意味とは。。。
私は「第1章 アイコン性 形式と意味の類似性」を読むのにどえらい時間がかかった。たぶんだけど「記号(サイン)」「イメージ」「シンボル」「アイコン」らへんが接地していない。
(免許証や学生証などは、顔写真を貼って、その下に名前をスタンプしてその人が誰であるかを示していますが、この顔写真も立派なアイコンとして機能しています。 「西洋美術史入門 池上英洋」)
ふうん……
ほらね、やっぱりわからない。
Wikipediaでも、読むか…………
そうそう、上の分数の話に続けてこんなことが書いてあった。以下、長いけれど引用。
小学生のときに1/2のような基本的な分数の概念を察知できなかったため、上記のような初歩的な問題すらわからない中学生。それに対して、記号一つひとつの意味は全く接地してなくても、どんどん概念を学習し、問題を解き、(少なくとも表面的には)間違いない答えを出力できるAI。
人間は、記号が身体、あるいは自分の経験に設置できていないと学習できない。かたやAIは大量の(そして誤りのない良質な)データを受け取れば受け取るほど、記号から記号への漂流を続けながら、知識を驚異的なスピードで拡大し続けることができるのである。ただ重要なことは、誤りのない良質なデータを作るのは人間だし、そのデータを学習に使うようAIを誘導するのも人間だということである。人間とAIの関係については今後本当に真剣に考えていかなければならない。
chatgptで吐き出す文章で学習のサイクルをまわしていくと、かなり精度が下がるって公表も出てたよね。
だから、結局そうなると、勉強は必要なんだよな。すぐに調べられることに、時間をかける意味なんてないって言うけど、言語から言語に漂流を続けたって、我々はそれを獲得することはできないのだ。
歯を食いしばって生きてこうね☺️♡