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肩甲骨の動きを感じてみましょう

前回は背骨の曲げ(屈曲)伸ばし(伸展)で椎骨の一つ一つの動きを意識することについて書いてみました。

今回は「肩甲骨」の動きを感じてみることについて書いてみたいと思います。

肩甲骨の動きは腕を動かす際にとても大切です。肩甲骨があまり動かないことも「四十肩」や「五十肩」の原因の一つでもあります。

では前回同様椅子に坐骨を意識して座ってみます。
そして腕は体の横にだらんと下ろします。

親指を内側に向けるようにして手の平を外に向けてみます。
肩甲骨はどのように動きましたか?
肩甲骨が外に開く(外転)動きをしていると思います。

では次に親指を外に向けるようにして手の平を外側に向けます。
こんどは肩甲骨が内側に閉まる(内転)動きをしたと思います。
この動きを繰り返して肩甲骨の内転・外転の動きを感じてみましょう。

次にこの動きに前回の骨盤の動きと背骨の動きを連動させてみましょう。

親指を内方向に回しながら肩甲骨を外転させると肩が少し前に出るので背中が丸まります。この動きをするときに息を吐きながらお腹を引き込み骨盤を後傾させながら背骨の椎骨を1本1本屈曲させていきます。

逆に親指を外に動かし、肩甲骨を内転させると胸が拡がる感じがすると思います。そこでこの動きの時に息を吸いながら背骨の椎骨を1本1本積み上げるように背骨を伸展させます。

このように呼吸に合わせて骨盤・脊柱・肩甲骨の3つを連動して動かす練習をしてみてください。

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