![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76644750/rectangle_large_type_2_9c1c887ab8997a6609b928d51c98b587.png?width=1200)
コーヒーの淹れ方にはどんな種類があるの?
今、コーヒーは色々な形で売られています。
ちょっと大きなお店に行けば、焙煎した豆、挽いた豆など見られますね。
缶やペットボトル、お湯を注ぐだけのインスタントコーヒーは手軽ですが、豆から自分で淹れるともっと美味しく作れること、気付いた方はコーヒーへの興味が止まらなくなることでしょう。
そんなコーヒー好きの方に、色々な淹れ方をまとめて紹介します。
コーヒーの淹れ方一覧
・ペーパードリップ
・ネルドリップ
・サイフォン
・フレンチプレス
・エアロプレス
・パーコレーター
・ウォータードリップ(+水出しポット)
その他に、特有の方式やマシンでの抽出などもあります。
それぞれ違う器具を使い、方法やコツも違います。
何より味や香りの出方も変わるので、興味のある方はぜひ色々チャレンジしてみてください!
【ペーパードリップ】
「ハンドドリップ」とも呼ばれるポピュラーな方法です。
サーバー(グラス・カップでも代用可)の上にドリッパーを乗せ、使い捨てのペーパーフィルターを敷き、挽いた豆にお湯を注いで作ります。
注湯の手加減だけコツがいりますが、手軽で美味しいコーヒーが淹れられます。
自宅でワンランク上のコーヒーを楽しむのに最もおすすめです。
【ネルドリップ】
ペーパードリップと似た方法で、使い捨てペーパーフィルターの代わりに「ネルフィルター」という布を用います。
紙よりもゆっくりとコーヒーが抽出され、丸みのある味になります。
ネルの保管に手間(汚れ除去など)や気遣いを要しますが、身に付ければ「最高の味」を出せるといわれる方法です。
【サイフォン】
昔の喫茶店でよく見かけた、フラスコとロートを用いた科学実験のようなコーヒーの淹れ方です。
ロートの中でグツグツ沸いたコーヒー豆とお湯を竹べらでかき混ぜ、布のフィルターを通してフラスコへ抽出します。
出来上がるコーヒーは、爽やかな香りと味が引き立ちます。
一見難しそうな方法ですが、使うものが多いだけで技術的にはハンドドリップの方が難しいといわれます。
家でやるのはちょっと大変です。
【フレンチプレス】
こちらもひと昔前の喫茶店には多くあった方法です。
元はフランスで考案され、日本では紅茶の淹れ方として定着しました。
挽いた豆とお湯を混ぜ、つまみ(ハンドル)を押し下げてフィルターを通し、コーヒーを作ります。
金属製のフィルターで豆を取り除くだけなので、油分や成分がたっぷり入り、本来の濃厚なコーヒーの味を楽しめます。
【エアロプレス】
近年に開発された、新しい淹れ方です。
専用のポット(プランジャー)に豆とお湯を入れ、空気の圧によってコーヒーを抽出します。
フレンチプレスと似ていますが、紙のフィルターを用いるのでスッキリした味のコーヒーが出来上がります。
【パーコレーター】
冬のアウトドアシーンによく用いられる器具と方法です。
専用ポットのことをパーコレーターといい、中にコーヒー豆をセットするバスケット(ケース)があります。
パーコレーターを火にかけてお湯を沸かした後に、バスケットをセットしグツグツ煮出します。
時間をかけ過ぎると雑味が多く出るので、タイミングが重要です。
「パーコレーターコーヒーはまずい」とよくいわれますが、ちょっとしたコツは必要みたいです。
【ウォータードリップ】
水からコーヒーを抽出する方法で、アイスコーヒーを作るのに用いられます。
ウォータードリッパーの中にコーヒー豆をセットし、水を注いで、後は一滴ずつポタポタ落ちるのを待ちます。
時間の目安は数時間です。
麦茶を淹れるようなイメージですね。
同じような方法で「水出しポット」もあり、こちらも同様に水でじっくりと抽出します。
夜に作っておいて朝に飲む方や、お店でじっくりと本格的なアイスコーヒーを提供する時にも用いられます。
熱が加わらないのでコクは物足りなくなりますが、味はスッキリとクリアーで飲みやすいコーヒーが出来ます。
豆から淹れれば美味しさ100倍!!
今回は、コーヒーの淹れ方を種類ごと大まかに簡単に紹介しました。
どれもちょっと用意や予習がいりますが、香りが良く美味しいコーヒーが出来上がります。
手軽さと美味しさを考えるとペーパードリップがおすすめです。
外出時に本格的な味を楽しみたいならプレス系が最適ですね。
ネルドリップとサイフォンに関しては、好奇心のある方、本格派の方は挑戦してみてください。
色々な場面でも、ちょっとの手間をかければ美味しいコーヒーが飲めます。
ぜひ自分に合った淹れ方を見つけてくださいね。
今回のサムネはこちらを使わせていただきました。ありがとうございます☕