映画「愛がなんだ」レビューと感想イラスト
公開される前から気になってた「愛がなんだ」。
タイミングを逃しちゃって映画館では見逃したのでアマプラで鑑賞した。
今回も詳しいあらすじやキャストについてはあまり触れないと思うので、そちらは公式ページへどうぞ。
空気感がすごくリアルで、ちょっと嫌で、でも好き。なんだろなーーきっとあれだ。身に覚えがあり過ぎるんだな。20代半ばのダメダメだった自分と。
なんとなく既視感のある感情で恥ずかしさすら覚えた。いやー若かった。若かったで流していいのかな。ちょっとあの頃の自分に説教すらしたいよね。
身に覚えのある人、きっと一定数はいると思うんだ。
ちょっとしたことが嬉しかったり、でも悔しいから嬉しい声は聞かせたくないし、それでいて悲しかったりもどかしかったり理不尽だって叫びたくなるけど、次の朝にはまた好きなんだよな。わかる。わかりたくない。
どうにもならない想いとダメダメな自分にも気付きつつ、自分とは全く違うタイプの女性を羨んだり、自分もそんな風に生きられたらなんて思ったりするけど
結局自分は自分だし。変わらんし。そんな風に生きてみたいけどなんだかんだ自分も好き。
悔しいけど、口では何でもないって言ってみるけど、結局は嫌いになりきれない。というか好き。
この映画の終わり方、丸く収まりましたーよかったよかったーではない所が良い。映画が終わっても登場人物たちはそこで生きてるんだなーと感じられてそこが好感をもてた。
この映画のタイトル「愛がなんだ」は、愛とはなんぞやを説いているわけではなくて、愛がなんだってんだコノヤロウ!ばーかばーか!!っていう感じだった。
感じ方は人それぞれ。愛も人それぞれ。
今まで観てきたもののレビューはフィルマークスをチェック!
by @copimaco
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