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変化の8月9月

長らく、行動したほうがいいってことはわかってるんだけど行動に移せない…という時期が続いていましたが、そこを抜けてひと段階変われたような気がしているここ最近です。

コーチング受けてみました

2週間前に初めてちゃんとコーチングを受けてみました。
5月頃からやらなきゃなあと積み続け、何度も月初の目標としてノートに書いても動き出せなかった行動へのハードルが低くなったこと、少しずつ動けるようになったことがとっっても大きな収穫だった。
やれていなかったタスクは主に広告活動で、チラシを作る、SNSの更新頻度を上げる、広告をうつ、ウーバーに登録する、諸々。(まだ着手していないものもある)

なぜ広告活動を進められなかったかというと、お店が今よりも知られることによるデメリットに着目しすぎていたんですね。
そこがボタンの掛け違いを直すみたいに、「あれ?やったほうがいいじゃん」と思えるようになった。
ほんとにほんの少しのことなんだけど、コーチという他者に対して、思っていることを言葉に出して伝えることでこんなに納得感が得られて行動も変えていけるとは、人間って面白いなーと、そんな体験をしています。

今回コーチングで納得したのは
・私は料理人に評価されたいと思ってたけどそれはコンプレックスからきていたことで、本当は近所の人が何度も来てくれることに大きな喜びを感じているいうこと
・まだSoilのことを知らない人がSoilを知ってお店に来てくれたら、幸せになれる人を増やせると思っているということ
・リピートがなくても、お店のターゲット(”ターゲット”って言葉、ほんとは好きじゃない。けど、便宜上使います…)ではなかったという可能性もあって、リピートがないのはお店に対する評価が低かったからとは限らないということ

自分の中にあった齟齬

調理師専門学校に行ってないし叩き上げのキャリアを持っていないということがコンプレックスで、自分はほかの料理人に比べたら劣ってるってずっと思ってました。
大学に行ったり会社員として働いた経験があるからこそまた別の視点も技能も持っているはずとか、料理人としての技量は今後の自分次第だということは頭ではわかっているんだけど、自分は半端もんだ…というモヤモヤが心の片隅に居続ける。
だから、料理人から評価されたら自分のことを認められるように感じていたんだと思います。

私の中のthe 料理人のイメージとは。きついことを歯を食いしばってやらなきゃいけない。上の人間が白と言えば黒も白になる世界で、朝から晩まで拘束されて、プライベートも全て捧げて、親の死に目にも会えず、自身の体調不良で休むなんてことはもってのほか、そしてそれを何年も続けて初めて少し認められる、みたいな。

それ、やりたい?
いや、やりたくない…

やりたくないしやれないから、そんな自分は料理人と名乗っちゃいけない、と思ってました。

the 料理人に評価されたいって願望があると思っていたけど、今現在お店をやってて幸せに思う時って、お客さんと少しずつ仲良くなって、カウンター越しにおしゃべりしながら時間を過ごせる時だということをコーチングの中ではっきり言葉にできて。

私、the 料理人に評価されるかされないかを考えているより、今来てくれている目の前のお客さんにもっと楽しんでもらうことを考えたほうがよっぽどお互いハッピーなのでは?と腹落ちしました。

the 料理人に評価されるには、上記のような私にとってはキツいことを歯を食いしばってやらなきゃいけない。それは体がこわばって緊張して辛い感じ。
けど、目の前のお客さんが幸せでいるためにやれること、って考えるとまたアプローチが変わってきそう。それに、そのことにフォーカスした方が心も身体感覚も楽だな、ということに気づいて。

やらなきゃならないけどやれない、の中にある齟齬を見つけられるだけでこんなに感覚変わるもんなんだな!と実感しながら、イヤイヤではなく楽しく仕事ができるようになってきた。
社会人になってからここ最近まで、正直、なるべく仕事したくないってずーーーっと思っていて、「もっと仕事がしたい!」って言う人の気持ちが全然わからなかった。
でもその”仕事したい”という感覚がなんだか少しわかってきて、自分とお店が今後どうなっていくのか楽しみに思えています。


今後について

今後はもう少しnoteの更新頻度も上げていこうと思います…!

個人、しかもワンオペでやっているようなお店なので、店主のパーソナリティがわかればわかるほど相性のいいひとがお店に来るようなきっかけになるんじゃないかな?と信じています。
私は隠キャで文章書くのも読むのも大好きなので(自虐ではなく自信を持って言ってますw)同じような人が共感してくれたら嬉しいなーとも思ってます。

自分が目指すのは最大公約数ではないんだ、という自戒もこめて!

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