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日本は、幸せな国、らしい。
2021/7/22 読書記録no.45「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」
最近、YouTubeで起業家さんの動画を見ることが増えました。その中で、気になっている方が動画の中で紹介していた本が、こちら。
動画を見た次の日、早速本屋さんに駆け込んで、購入してきました。
でも…
めちゃくちゃ分厚くて、全然進みません。笑
この本は、ロンドンのビジネススクールの教授2人が執筆していて、2016年に第1刷が出版され、さらに今年2021年には第18刷が発行されています。たった5年で、18回も重版されるなんて、凄い。それだけ影響力のある本だということは、このデータを見るだけでも伝わってきます。
今日は、この本を翻訳した池村さんという方が書かれた「日本語版への序文」という箇所について私が感じたことを書いていきたいと思います。
幸せな国。
日本は、幸せな国、だそうです。他の国に比べて、どの国よりも平均寿命が長い。100歳を超えている人は、すでに60,000人以上もいると書かれていて驚きました。さらに、国連の統計によれば、2050年までに100歳以上の人口は100万人を超えるという見込みデータも出ているほど。
なんてこった。
医療の技術が進歩して、さらに個々が健康にも重きを置くようになったからかな?と乏しい知識で理由を考えてみました。
それが果たして「=幸せな国」に繋がるかは別の話だと思いますが、長寿化する日本が抱える問題は、数えきれないほどあるそうです。
過去のモデルは、役に立たない。
100歳まで生きられることが当たり前になる時代になるとしたら、今の常識などはこれから変化していくに決まっています。
ロールモデルとしていた人物がいたとしても、それはあくまで「今」のモデルであって、私たちが30歳・40歳になるころには、きっと変わってる。終身雇用も無くなる、年金も貰えるか分からない。
当たり前だと思っていたものは、すぐ違う姿に変わっちゃう。コロナで痛感したからこそ、私はきっと人一倍心苦しくなるんだろうな。
就職、引退の常識が変わる。
「今、30代未満の人には、すぐに給料のいい職に就こうとばかり考えないようアドバイスしたい。じっくり時間をとって様々なキャリアの選択肢を検討し、世界について学び、労働市場の未来をよく理解した方がいい。」
「未来の夫や妻とのパートナーシップのあり方を考える時期にもすべきだ。古い家族形態にとらわれず、平等性と対等な貢献を重んじた関係を築く必要がある。」
「人的ネットワークも広げたい。自分について知ること、自分とは大きく異なるロールモデルと接することが重要だ。いま、30歳未満のあなたは、人的ネットワークを広げて、自分とまるで違う人たちと付き合おう。」
池村さんからの熱いメッセージが書いてあり、読書メモにも書き綴りました。これは、本当に実行していかなくてはいけないと、心から思いました。
世間の常識に縛られず、キャリアの選択肢を増やすこと。まだ結婚なんて考えていないけど、もしそんな未来が待ってるとしたら、平等・対等な関係性になるよう努力すること。人と人のとネットワークを広げること。
日頃から意識していきたいと思います。
序章を読んで。
序章は、たった10ページ。でも、この10ページの中に、沢山の学びがありました。
漠然と、日本が長寿化しているのは知っていたし、それにより少子高齢化社会に移行するのは目に見えて分かっていることでしたが、改めてデータと合わせて見てみると急に現実味があるというか、そういう日本に今私は生きているんだな、という実感が湧きました。
私は24歳です。人生100年時代としたら、私の寿命は単純計算でも残り76年。
自分のキャリアや、これからどうなるか分からないけど、もし家族を持つようになった時、ちゃんと自分の中で戦略を立てて、今を過ごす必要があると、序章を読んだだけですが、そう思いました。
結構分厚い本で、おそらく難しいことが沢山書かれているでしょう。ゆっくり、じっくり、自分の中で噛み砕いて落とし込んで、ちゃんと理解したいと思います。
一章読む毎に、感想を書いてアウトプットしていきます。
結構長く続きそうですが、ぜひお付き合いください。笑
では、おやすみなさい。
おりょう☺︎