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好きな本『透明な夜の香り』

今日はおすすめの本について。

直木賞作家の千早 茜(ちはや あかね)さんの小説『透明な夜の香り』(集英社)が好きだ。

ある日、元書店員の若宮 一香(わかみや いちか)はスーパーで見つけた家事手伝いのアルバイトに応募する。

そこは天才調香師の小川朔(おがわ さく)が様々な人の要望に応じて香りを調合している洋館だった。

彼の昔からの友人の新城という探偵、洋館の庭を管理する源次郎(源さんと呼ばれている)という老人を中心に不思議なストーリーが進む。

香りは記憶と深く結びついていて人が救われることもあれば逆に良い結果にはならないこともある。

調香師の小川はそれが分かる時でも依頼人に調合したものを渡す。

静かだけど物語の独特な世界観が読んでいてとても好きである。

これは集英社の公式サイト『文芸ステーション』。

『透明な夜の香り』について書かれたページ。

「読書の秋」というのも良いなと思って今日は自分が好きな小説を紹介。

では、また。

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