雨の日、低気圧とPMSの鬱々とした心
低気圧とPMSのダブルパンチなのか、今日はすごく久々に恐ろしい夢を見た。
1日を台無しにしてしまうような、不穏な夢だった。夢占いを見ても悪かった。
低気圧でも気分が落ちるというのは最近気づいたことだった。
認識できるようになっただけいいけれど、こうして改めて見ると梅雨は地獄のようだ。
月1回のPMS(月経前症候群)に加えて、低気圧のたびに気分が落ちる。
どんなふうになるかと言うと、全てにおいてネガティブになる。
酷い時だと、例えば会社にいれば、人のちょっとした態度で「私は周りから嫌われている」とか思い始めたり、とことん面倒なやつになる。
PMSはピルで改善されるらしいが、まだ手は出していない。
毎日、自分の人生に飽き飽きしてきた。
低気圧なほど、眠くなる。仕事が無いほど、眠くなる。
毎日の楽しみはなんだろう。生きる楽しみは何だろう。
行こうと決めていた、希望の道まで塞がれてしまった。
脅迫めいた、恐ろしい夢で。私を怖がらせるように。
仕方ないのだろうか。
臆病な私の中に、不安や恐れがあったのは事実だから。
2年後には海外にいれるように、そのために頑張るのだと、
今は楽しみがなくても日々をやりきろうと思っていたが、
「今」が楽しくないのに頑張ることなんて出来るのだろうか。
私はそんなに勤勉な人間ではない。
走りたいのに、走れない。
状況がそうさせない。足枷が付いているように。
体が重い、身動きが取れない。
周りが敵だらけのように見える。
「ビジネスライクな社風」と謳われる社内は、最初はいいと思ったのに、今では限りなく無機質に感じる。
さっきチャットや社内メールで話していた人と、近くに来ても何も話さない。
そんな不自然さにも、慣れないといけないのか。これからの時代は特に。
ソーシャルディスタンスを言われるようになってからは、社内でもお互い意識的に距離を取るようになった。
「派遣社員の新人」
正社員とか、こだわらないでいいやと思って決めたはずなのに
ここでは私の立場は限りなく格下な気がする。
ただでさえこの部署の派遣社員は、ことあるごとに謝ってばかりだ。
頼まれた作業のエクセルを提出する度に、
「お手数をお掛けし申し訳ありませんがご確認をお願い致します。」というエクスキューズを入れる。
一体、何がどう申し訳ないんだろうか。
彼らはどっちにしろそれを確認するのが仕事なのに。
私たちが格下であることを強調してるようだ。
見えないランクが、この世にはある。
学校ではカーストと呼ばれ、会社では部長や平社員、雇用形態でも分類される。
容姿で判断される場合もある。
「容姿が良くなければ価値が無い」という概念を、最近は「ルッキズム」と言うらしい。
もちろんその概念には反対したいが、
このメディアの時代に生まれた以上は私たちはその概念に縛られている。
人によって美意識の個人差はあれど、その呪縛から逃れることは難しい。
モデルの水原希子はルッキズムの最中の業界で活躍している。
そんな彼女がルッキズムに反論した。
そんな矛盾を抱えながら、私たちは生きている。
私がこれだけの要素を気に病んだり人の上下関係に敏感だったりするのは、私がHSPだからなのかもしれない。
おまけにPMSや低気圧が相まって、生きづらいことこの上ない。
以前の私ならこんな生きづらい人生は嫌だ嫌だと駄々をこねていた。
今は少なくとも、こんな自分をただ受け入れている。
とりあえずは、それだけでいい。