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YouTubeの動画、何が良くないの?
興味の範囲が狭いのは、考える力がないことが多い。
ご覧いただきありがとうございます!
大阪の吹田市で活動していますNPO法人トイロです。
最近、療育の勉強を再開したのですが、今やっていることに、療育をプラスしたら、おもしろいなと思い、ワクワクしてきました!
ボードゲーム✖️療育。
演劇✖️療育。
発達支援もそうだけど、不登校支援に抜群の効果を発揮できます。
独自に実践例を作成しているので、ストックがたまったら、世に出して行こうと思います!
今日は、その1つの『ボードゲーム✖️ビジョントレーニング』について書いていこうと思います。
最後までお付き合いください。
気付きは、ドラえもんの漫画から。
生徒が、ドラえもんを読んでいました。
その時、上下左右に頭を動かして読むので、すぐにテストをしました。
ピンポン玉を目で追ったり、トランプの数字とマークを目の動きだけで探したり、いくつか試すうちに、跳躍性の眼球運動が特に苦手だと言うことがわかりました。
そこで、簡単なビジョントレーニングを6回行いました。
ホワイトボードに貼ったものと同じカードを順番に手元から探して行ったり、してる内に目だけで物を追えるようになりました!
その結果、マスの中に漢字が書けるようになり、ドラえもんを読むときに頭を動かさなくなりました!
不登校生徒は、眼球運動や視空間認知が苦手な生徒が多い気がします。
学習の困難から不登校になった場合は、特に疑った方がいいでしょう。
ビジョントレーニングは効果的だけど、飽きる子が居るんです…
最初は楽しそうにするけど、段々と飽きてくる子ども達が居ます。
どうしたものかと考えていたとき、上坊さんのボードゲーム研修を受けました!
これがまさにヒットしました!
ナインタイルを、アレンジしました!
10秒で、配列を覚えます。
裏返して、覚えた通りに並べ変えるという遊び。
・追従性眼球運動や短期記憶のトレーニングになります。
次に、ナンジャモンジャ。
並んだカードに「1単語」の名前をつけてもらいます。
難易度を上げる時は単語数を変えます。
それを覚えたら裏返します。
言われた名前のカードをめくって、全部当てていくというゲームです。
・視空間認知が高まります。
と言ったように、一例ですが、ボードゲームをアレンジして、ビジョントレーニングを行った結果、子ども達は楽しみながらやるようになりました!
ボードゲームの教材研究は、教科書の教材研究に比べて、800倍楽しいです!
YouTube動画の仕組み。
結論、眼球運動が行われない、流し見ができる見やすい編集と、テロップがあることによる受動的に情報を受け取っている状態になっています。
それに慣れてしまっていては、能動的な活動の授業に集中できないです。特に板書を写すのが苦手になるわけです。
動画を観るのが悪いといいませんが、能動的な体験も併せて必要かなと思います。
フォートナイトやスプラトゥーンなどの、ビジュアル重視のテレビゲームもしかりです。
というように、現代の子どもの多くは、ビジョントレーニングが必要な場合が多いです。
勉強が苦手の裏には視覚に関する問題が内在しているかもしれません。
このことから、トイロでは、フリースクールでも塾でも、ボードゲームによるビジョントレーニングをカリキュラムに入れています!
すでに、漢字の書き取りなどで効果が表れているので、継続していこうと思います。
また実践例などをあげていきます!
最後までご覧いただきありがとうございました!