ボードゲーム×教育=これからの社会に必要な力。
いつもご覧いただきありがとうございます!
トイロです。
今日は、ボードゲーム教育について書いていきたいと思います!
みなさん、ボードゲームといったら、どのような印象をお持ちですか?
楽しさ×集中=学び。
本を読んでいると、「いつの間にこんな時間に!」となることがあります。
私の場合は本がそれですが、人によってはゲームであったり、釣りであったり、バスケであったり様々です。
とにかく集中することで時間を忘れてしまいます。
そんな集中は「楽しさ」によって生み出されます。
しかし、「学び」のために「楽しさ」は不要とする考えが、一部の日本の教育にはあります。
私は勤務する中学校で何度か目にしました。
私はそれは違うのではないかと思いながら、10数年もやもやと教師をしていました。
楽しさ×教育=堕落?
若手教師時代に言われた言葉。
「授業や行事に、生徒が楽しむ要素は一切いらない。」
これは、衝撃でした。
教育に楽しさが加わると、生徒が味をしめて堕落してしまうという理論でした。
確かに、楽しさだけしかなく、学びがないのは問題ですが、そこはバランスなのではないのだろうかと、疑問を抱きました。
学習の中に楽しさがあるから、意欲が湧くのではないか。
それが教育のあるべき姿なのではないでしょうか。
楽しさ×学習=学ぶ意欲
40歳にしてボードゲームの魅力に初めて気づきました。
・種類の多さ。
・よく考えられたゲーム性。
・思考判断力が必要なルール。
・課題をクリアするためにいく通りも道筋を考えられる。
・手軽にコミュニケーションが取れる。
太古から現代に残っているのが納得です。
これを、トイロのスタッフが気づかせてくれました!
何気ないスタッフのつぶやきが、新たな可能性を生み出しました!
そして、もしかしたらこれは、不登校や発達障がいの子ども達の教育に応用できるのではと思いました。
調べると、実際に小学校などで取り入れられているではありませんか!
ということで、トイロのカリキュラムに入れて、早速時間割りに組み込みました!
ここ最近で一番ワクワクしています。
やっぱり、楽しさがない教育なんて、ただの苦行でしかないです。
楽しさ×遊び=教育?
みんなでゲームした!楽しかった!
これだけではただの遊びだと思います。
みんなでゲームするために、大会ルールを作って、タイムテーブルを組んで、実力差を考慮したチーム分けをして、最後は今回のことを全員で振り返って次回開催に向けて改善策をディスカッションしました。楽しかった!
これは教育だと思います。
遊びの中に、
・自主性を発揮する
・論理的に考察する
・課題解決するために時には他者と話し合う
・負けた時に悔しい気持ちをコントロールする
これがあるだけで大きく変わります。
ボードゲームを教育に取り入れる意義は、ここにあります!
この要素が満載につまっているからです。
生きづらさを抱えている、行き場所のない子どもたちは自信を喪失していたり、毎日に閉塞感を感じているため、無気力になっている場合が多いです。
その子たちが、ゲームボードの楽しさに魅了され、その中で生きていく力を身に付けることができると、私たちは直感しました。
実際、トイロの子どもたちはゲームボードを導入してから、休むことが減り、学習時間が伸びていってます。
何より、表情が明るくなり、会話が増えてきました!
楽しさ×きっかけ=学習
気をつけるべきは、「楽しさだけで終わらない」ことです。
あくまで、最終目標の学習に向かう1つの手段です。
ゲームボードを全てにするのではなく、カリキュラムの1つとして位置付けていきます。
トイロのボードゲーム教育は、
・ゲームを考えながら進む過程で、思考判断能力を育成する。
・ゲームをクリアする過程で、課題解決能力を育成する。
・プレーヤー同士で助け合ったり、ゲームを楽しんだり、勝ち負けに対する感情をコントロールしていく中でコミュニケーション能力を育成する。
これらに重きを置いています。
まだまだノウハウはありませんが、ボードゲームの専門家とも協力していくことになったので、可能性がこれから広がっていきます!
この分析を細かくして、検証していくので、結果をこれからも投稿していきます!
まとめ
ボードゲームは最高です!
教育に応用できる点がたくさんあります!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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ボードゲーム教育に更なる幅を持たせたいとおもっています!ボードゲームを増やして、検証結果を得たいです!
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