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御書印と御朱印と
御朱印は、神社やお寺で参拝した証としていただくことができる印章と墨書きのことです。
御書印は、神社やお寺の御朱印のようなもので、書店で本を購入した証としていただくことができる印と手書きのメッセージのことです。
両者の違いというか、元々御朱印があって、それをパクって御書印が生まれたというのが正解でしょう。
寺社仏閣巡りはまぁまぁ好きで、というか、寺社仏閣の鬼瓦を見て歩くのが好きだったのですが、お賽銭はしても御朱印まではもらうことはありませんでした。
だって、お金がかかるんですもの。
でも、御書印というのがあることを知り、本屋というか本好きとしては、これも参加してみたいという思いがふつふつと湧いてきたわけです。
詳しくは他の人が詳しくnoteで書いていてくれるので割愛します。
で、本屋巡りで御書印にお金を払うのに、寺社仏閣巡りで御朱印をケチるのはちょっと違うんじゃないかなと思ったわけです。
だって、御朱印があったからこそ御書印が生まれたのだから、御書印にお金を払って、御朱印をケチるというのは、生みの親に等しい御朱印に失礼でではありませんか。
日本全国で現在御書印プロジェクトに参加している書店は511店舗あるようです。日本全国の本屋がどんどん減ってきている中、この数が多いのか少ないのか、今後減っていく本屋の数が御書印プロジェクトに参加していく、増えていく本屋とどこで均衡点となるのか、それはわかりません。
対して、寺社仏閣の数は約16万ヵ所以上あるらしい。
つまり、御書印の数の約313倍の数の寺社仏閣がある訳ですが、この数字は文化庁が宗教法人法に基づいて登録されている宗教法人の数を調査した結果なので、実際にはもっと多くの場所で御朱印をいただけるかもしれないことを考えるとそれ以上の開きがあるようです。
同じように収集しようとすると、本屋1件につき寺社仏閣300というのは、現実的にまわるのは不可能と言わざるを得ません。
ということで、ここは大幅に譲歩して、本屋御書印1件につき3つの御朱印ということで赦して頂きたいと思います。
果たしてどれだけの数をこれからまわることが出来るのか、行けば行くほど遠くに行くことになるので、日を追うごとに無理な旅になっていくとは思いますが、ボチボチやっていこうと思いますので、よろしくお願いします