クリスマスディスプレイ(砂糖細工)の取り組み
12月、クリスマス用の砂糖細工を飾り店頭のディスプレイを作成しました。
3年目のパティシエール2人が、頑張って作りました。パーツを作成してから組み立てる。
まるで立体の砂糖パズル。
とても壊れやすく繊細で、計算してデザインしていくので、とても難しいディスプレイでした。
砂糖細工とは
パスティヤージュを使い、乾燥させて組み立てていきます。
パスティヤージュとは、砂糖とゼラチンを合わせて、練り上げたシンプルなもので、形を作り、乾燥させて使います。
パスティヤージュに色を付けて練り込むことで、簡単に色んな表現を出すことが出来ます。
ですが縮んだり反ったりと、乾燥していく過程のなかでも気を遣わないといけないポイントも多々あります。
そんな中、今回は白を含め3種類の色を使い、上手く組み合わせてディスプレイを完成させました。
デザインは籏シェフが、、、?
若手パティシエールの意見が光る
大まかなデザインは籏シェフが担当するも、細かいデザインに関しては、3年目のパティシエール2人と決めていきました。
色合いを3種類にして組み合わせていくという案も若手パティシエールの意見から生まれました。
籏シェフ、若手パティシエールの考えが合わさり、より良いデザインが出来上がりました。
こだわりや苦労したところを聞いてみました!!
一番はパスティヤージュの厚みや色の組み合わせ。
完成を想像してパーツの厚みや色合いを決めていくのが難しく、緻密な計算とセンスが必要でした。
またパスティヤージュ作成する際、練り上げる作業があり、量の多いものを練り上げる作業は力が必要で体力的にも大変だったとのこと。
基本的には若手パティシエールの2人がパスティヤージュの作成から装飾までをしていましたが、人手の必要な作業に関しては、先輩達と一緒に作業を行っていました。
今回、ディスプレイのデザインから作成までを担当したことで若手パティシエール2人も籏シェフや先輩達から沢山の知識や経験を得れたのではないでしょうか?
まとめ
今回、若手パティシエール2人が12月の大変な時期にも関わらず、周りの人の力を借りながら、ひとつの大きな仕事をしっかりやり遂げ、いいものを作り上げた彼女達には凄いの一言。
これからも沢山の経験や知識を得て、成長をしていってほしいと思います。
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