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歴史から学ぶ~偉人伝・パスカル「人間は考える葦である」~

半澤洋です。

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ダブルワークから少しずつ立ち上げ、自分で仕事する世界に足を踏み入れて10年ちょっと。
その間に、リーマンショック、東日本大震災、そして今回のコロナのように、自称こそ違えど、過去例を見ない未曽有の事態が数年に一度起こっています。

そのたびに自分の数十年の人生というちっぽけな経験は役に立たず、今どうあるべきか、どう行動するべきかを問われます。
経営の仕事はつまるところ、意思決定だと思っています。
ゆえに経営者はいつも自分の判断のよりどころを磨いていく必要がある。
日々考えに考え抜いている必要があると思っています。

考えると言えば、尊敬する偉人はパスカル。

「人間は考える葦である。」

という有名な言葉を残した人物です。
正直学生の頃、この言葉は頭に残りましたが、実際の意味までは考えてませんでした。
やはり歴史はその時代背景やその人がそれを言ったり行った理由まで考えていく必要があると思います。

パスカルは幼少のころから数学や科学で才能を発揮し、10代のうちに次々と歴史的発明、発見を成し遂げました。まさに早熟の天才。
しかし、虚弱体質や研究による疲れで体を壊し、医師の勧めで社交会に参加します。
そこで様々な人たちの人間模様に触れ、やがてパスカルは社交界から姿を消し、隠居生活を始めます。
そこでパスカルは、

「クレオパトラの鼻がもう少し低かったら歴史は変わっていただろうか。」

など、いろいろなことに思考をめぐらす。

「人間がこの世のすべてを合理的に理解できるなんて思いあがってはいけない。」
「人間は葦のようにか弱くてちっぽけな存在だ。だけど、考えるという素晴らしい能力を持っている。」
「何が正しいか、何が大切か、何が必要か、日との意見ばかりをうのみにして思考を放棄することは人としての尊厳を放棄するのと同じことだ。」

考えているからこそ尊い存在なのだという彼の考えは、わずか39歳でこの世を去ったあとも多くの人の人生に影響を与え続けている。

考え続けること。
答えはない。
今日も考え抜いて今日の自分にできる最高の決断をくだそう。

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