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コンドルさんこんなことやってます。割り箸袋と印刷方法の違いについて。

当社は「割り箸会社」の中でも印刷と包装に特化した会社です。今回は当社で扱っている「割り箸の包装(袋)」の種類について、ご紹介します。

それではいきます!



① 紙完封箸(紙包装箸)ーかみかんぷうばし(かみほうそうばし)

紙包装箸(完封箸)8寸サイズ

紙完封箸とは、お弁当やテイクアウトでのご利用が多い割り箸包装です。

袋の幅は3cmが一般的で、長さは中身の箸サイズに合わせて
6寸の割り箸(16.5cm)⇒袋のサイズ(19.5cm)
7寸の割り箸(18.0cm)⇒袋のサイズ(21.0cm)
8寸の割り箸(20.3~21.0cm)⇒袋のサイズ(24.0cm)
9寸の割り箸(24.0cm)⇒袋のサイズ(28.0cm)
となっています。

当社では凸版印刷を採用しており、1~3色印刷が主流です。

呼ばれ方は、中身の箸に合わせて「6寸完封箸」や「8寸完封箸」と呼ばれることが多いです。

② OP完封箸(フィルム完封箸)-おーぴーかんぷうばし

右2膳がOP完封箸

OP完封箸とは、フィルムで包装された完封(包装)箸です。コンビニや汁物を扱う場などで重宝されます。中のお箸が透けて見えているのも、衛生的に好まれるところなのではないでしょうか。

OP完封箸の巾サイズは様々ありますが、紙完封箸と同じく3cmのものが主流です。

印刷方式は、紙完封箸と同様の凸版印刷や、グラビア印刷と呼ばれる凹版印刷が採用されています。

※グラビア印刷とは、版にインクを直接流し込んで紙やフィルムに印刷する方式のこと。印刷精度にこだわったり、大量生産を希望されるお客様はグラビア印刷を選択される方が多いです。


③ 角切箸-すみきりばし

角切箸(右から2膳目までが中袋タイプ/右側4膳はハカマタイプ)

角切箸とは、箸先を袋で覆うタイプの割り箸袋。店内食に多く見られます。印刷はフルカラー印刷が主流で、色鮮やかなデザインが食卓を彩ります。

箸袋のサイズは・・・・
・箸が半分ほど隠れるタイプの「ハカマ」
・3分の2くらいが隠れる「中袋」

上記2種類が人気です。


④ 三つ折箸-みつおりばし

三つ折箸袋仕様の祝い箸(紅白/白寿)

三つ折箸とは、長方形の紙を3つ折にし、最後に底部分を折り返した状態の箸袋です。高級な料亭やお正月の祝い箸などによく見られます。使用する紙も高級なことが多く、箔押しされていることも。

他に、「両折り箸」とよばれる箸袋があります。こちらは箸の持ち手と箸先の両方を折り曲げ、箸をすっぽり包む形が特徴です。
上記、三つ折箸よりも高級な場に使われます。

そんな箸を使う料亭に、一度は行ってみたいですね・・・。


⑤おしぼり入り完封箸

コンドル産業㈱オリジナル おしぼり入り完封箸 

これはちょっと変わり種。当社規格品の「おしぼり入り完封箸」です。
おしぼり入り完封箸とは、箸・ようじ・おしぼりの3種類が完封されたセット商品のこと。
こちらは外装紙へ印刷を施すタイプで、凸版印刷を採用しています。

お弁当などのテイクアウト品をお客様へお渡しする際に、お箸とおしぼりの両方をお渡しする手間を解決します。印刷面の大きさもご好評いただいているポイントです。

おしぼり入り完封箸のセット内容



以上、5種類をざっくりご紹介しました。
印刷方式の詳しいご紹介は、また後日に。