血液🩸④
こんにちは!
今週は雨が続く予報になってますね!
寒い季節の雨って余計寒くなるから、あんまり好きではないです。
雨にも負けずでいきましょう!
今回のテーマは【血球(造血)】です!
血液のパート④ですね!
赤血球や白血球といった血球は、元は同じ細胞から作られています。
スタートは多能性造血幹細胞という細胞です。
この細胞がサイトカイン(細胞から分泌されるタンパク質)の一種であるインターロイキンによって、骨髄系幹細胞とリンパ系幹細胞の2種類に分化します。
リンパ系幹細胞は、そのまま成長してリンパ球となります。
骨髄系幹細胞の方は、その後3種類に分化していきます。
エリスロポエチンによって赤血球に、コロニー刺激因子によって白血球に、トロンポポエチンとインターロイキンによって血小板に成長していきます。
ちなみにインターロイキンやエリスロポエチン、コロニー刺激因子、トロンポポエチンは造血因子というもので、造血を促進させる働きがあります。
赤血球、白血球、血小板、リンパ球の機能はそれぞれ異なり、赤血球は酸素運搬、白血球はウィルスや菌の退治、血小板は止血、リンパ球はウィルスや菌の退治(白血球と一緒に)となります。
また、それぞれ寿命があり、赤血球とリンパ球は100日程度、白血球と血小板は1週間程度になります。
それぞれ働きは違っても、元は同じ細胞から作られているんです!
それにしても、1週間の寿命はセミと一緒で短いですよね!