【レシピ】豚ヒレ肉のスパイスコンフィ
「ニンジンとキヌアのラペ」、「自家製ツナのニース風サラダ」に続き今回もオーガニックオリーブオイル「れなり」を使った「豚ヒレ肉のスパイスコンフィ」のレシピです。
「コンフィ」とはフランスの調理法のこと。もともとは冷蔵庫などがなかった時代に保存性を高める調理法全般を「confit」と言ったそうですが、現在はオイルで低温でじっくり煮る料理(低温調理と言ったりしますね)のことを言うことが多いです。
今回は豚ヒレ肉をクミン、コリアンダーシードのスパイスをアクセントに、ジップ付き保存容器「stasher(スタッシャー)」を使って作りました。
「stasher (スタッシャー)」は天然素材から作られた100%ピュアプラチナシリコン素材で、繰り返し使える保存容器です。
-18℃から250℃まで使えて、蒸す・焼く・温める・冷凍する、すべてができます。電子レンジやオーブン調理もできるので、冷凍保存してそのままレンジや蒸し器で温められるので使い勝手もとても良いです。
開閉部分はパチッとしっかりと閉まり、今回のコンフィでも後から空気が全く入らずしっかりと密閉してくれました(動画の2:17、4:17あたり見てみてください!しっかり具合が確認できると思います!)。厚手のシリコンで弾力性があり安心で隅々までキレイに洗えて(食洗機にも入れられます)衛生的です。
サランラップやジップロックの代替品として、繰り返し使えてゴミを減らせるので快適にプラスチックフリーに取り組めるオススメアイテムです。
用意する食材
<コンフィ>
豚ヒレ肉 【1本】
ニンニク 【1/2片】
ローリエ 【1枚】
クミン 【小さじ1/2】
コリアンダーシード 【小さじ1/2】
塩コショウ 【適量】
オリーブオイル 【適量】
<付け合わせ>
パプリカ(黄・赤) 【各1/2個】
青梗菜【2本】
エリンギ【1個】
クミン【小さじ1】
準備時間:2時間〜24時間(肉を置く時間)
調理時間 : 30分
豚肉に下味をつけます
豚ヒレ肉に塩コショウを強めにふり、クミンシードとコリアンダーシードは潰しながら、ローリエはちぎりながら全体にまぶします。
ニンニクは芽をとって薄切りにし、同じように肉全体にまぶしまし、冷蔵庫で2時間〜一晩寝かせ味を染み込ませます。
塩コショウとスパイス、ニンニクが味の決め手なのしっかりと両面にまぶして、しっかり寝かせて味を定着させると良いです。
コンフィしていきます
stasherに肉を入れ、オリーブオイルを注ぎます。肉全体がオリーブオイルで浸るように肉の下にもオリーブオイルがまわっているようにしてください。
空気を抜いて密閉し、80℃に沸かしたお湯にstasherごと低温調理します。
今回は温度計を使いましたが、80℃は沸騰したお湯に水を加えて鍋底から小さな気泡が出てくる直前くらいの感じです。熱すぎるとお肉が硬くなってしまうので気をつけてください。
80℃の湯温をキープして20分低温で加熱し、保存容器ごとゆっくり冷まします。
その間に付け合わせの野菜を用意します。
エリンギ
エリンギは下の方の固くなっているところを包丁で落とし、一口大に切ります。きのこ類は水分を吸収しやすいので洗わないで使います。
パプリカ
青梗菜(ちんげん菜)
野菜を炒めます
豚肉に合わせて野菜もクミンで炒めます。フライパンにクミンとオリーブオイルを入れて火をつけ熱します。
クミンがプチプチしてきたらエリンギ→青梗菜の茎→パプリカ・青梗菜の葉の順番で加えて炒めていきます。
豚肉の表面を焼きます
しっかりと冷えた豚肉の表面を焼きます。温めたフライパンに豚肉を押し付けるように表面を焼き色がつくように熱します。表面を焼かずにそのままでも食べられますが、香ばしさが加わり見栄えも美味しそうになります。今回はホールのスパイスを使ったのでカリッとした食感も加わります。
✨完成✨
「コンフィ」と聞くとなかなかハードルが高そうに思いますが、保存容器にオリーブオイルと一緒に入れて低温で加熱するだけです。じっくりと火を入れているので、想像以上に柔らかく仕上がります。今回使った豚ヒレ肉も脂が少ない部分なので塊で使うと硬くなりがちですがナイフとフォークで切れるくらい柔らかく仕上がります。
クミンとコリアンダーの香りとプチプチした食感もアクセントになっています。作り終わって残ったオリーブオイルはパスタや炒め物に使うと香りが良いですよ。
ポイントは低温で調理することです。ちょっと贅沢な気分を味わえる「コンフィ」、ぜひ作ってみてください!
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