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日常生活が苦手
先日ユーチューブを見ていて、何かのバラエティ番組でCreepy NutsのR-指定さんの発言でめちゃくちゃ共感したのでそれについて書いていく。
彼はこんな発言をしていた。
「日常生活が苦手なんで...」
とても興味深く、共感する考え。
皆時間通りに朝起きて何かして、やめて、また何かして、夜寝て、また起きて。
これを管理して生活することって凄いって思う。そう話していた。
一緒に住んだことがあるDJ松永さんいわく、R-指定さんは何かを始めると終わらせることがなかなか出来ないらしい。
お風呂に入り始めたら3時間とかずっと入ってるし、寝たらずっと寝続ける。
起きたらずっと起き続けてしまう。
上手に辞める、というのが苦手。
よく言えば、集中力があり、熱中しやすいタイプなんだろう。
社会人になると、皆ロボットのように自分をコントロールするのがどんどん上手になる。もちろん私も上手になっていった。
その後私はタイのチェンマイで暮らし始めてから、脱ロボットしていった。
気持ちや感覚、気分を重視するため、
約束や時間の概念を取り外していった。
その状態が動物的というか、自然体でいれて心地いいと私は感じた。
当たり前にスケジュール管理して生きていた暮らしから一変し、ほぼ感覚的な暮らしへと。
1日3食食べないし、目覚ましで起きたりしないし、時間は気にしないし、気分でNetflix熱中しまくって3時間経過はざらにある。
こういう生き方にしてから、困ったことや驚いたことは、母国へ一時帰国した時。
日本の友人と会う際に、約束や時間に対して分単位で恐ろしいくらいに忠実なところ。
その正確さに、もはや恐怖心すら感じることもある。
電車とかも同様できっちりしすぎてて、少し息苦しいいなと感じることばかり。
そして今は台湾離島の暮らしを始め半年が経過。
ここでの暮らしは、タイのチェンマイ程ゆるくはないが日本よりはだんぜんゆるい。台湾本島よりもゆるい。そんな感じだ。
ふと時々思うことがある。
時間通りに動くことって、そんなに大事かね?
昔スタイリストアシスタントの仕事をしていた頃、1分を60秒と意識して秒単位でち密に計算しスケジュール管理をして動いていた。
その頃で相当時間にうんざりしたのか、それをやめて以来腕時計を持たなくなった。
そして、部屋にはずっと時計はない生活。
1分、10分は意識せず
"気づけばこういう時間か"
これくらいがちょうどいい。
これから先、時間を意識した生活になることがあるのか
それを選ぶくらい、大切な何かを見つけることはあるのか
今は全く想像できないけど、
今回自分と同じ価値観の人がバラエティ番組話していてふと色々考えるきっかけになった。
時間の概念は、海外生活をはじめて私自身のライフスタイルに大きな影響を与えてくれた。
どの時間の歩み方が好みかは、
その時間に出会った時に気づくだろう。
今まで生まれ育ったその環境の時間のあり方は、家庭や学校やその小さな社会のものさしにすぎないのだから。
改めて、今私が歩んでいる時間が好きだっていうことに気づくことができた。
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