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お散歩断食のすすめ

台湾の離島生活がきっかけで、はじめてみたお散歩断食について今日は書いていく。

私はチェンマイの暮らしからずっと毎日散歩をしている。
毎日用もなく出かけて気ままに歩く。
どの道を進んで、どこを曲がって、どこまで歩いていくか等全てが無計画。

あっちに猫がいるから、行ってみよう

直感であっちへ行くと何かありそう

この道通ったことないから挑戦

こんな雰囲気で小道や裏道もひょいひょいと進んでいく。

そして、鳥の鳴き声や美しい植物、
休憩している街の人々の様子を除きつつ。
ふと見つけたカフェに入ってみたり、素敵な景色に出会ったら写真を撮ったり。
そんな風にお散歩をする日々。

台湾離島の暮らしも同様で、毎日散歩をしている。

台湾もコロナの影響があり、自粛気味になった時期がある。
今はそれを経て、かなり元通りになりつつある。

私は、その自粛を経験し自分で見つけた新しい断食方法がまさにこれだ。

言葉がないから断食とつけたが、本来は断散歩がいいと思う。しかしこの表現のが好きなのでこのままでいく。

お散歩断食とは、
あえて1日引きこもってどこにも出かけない日をつくる、という試みだ。

これは、引きこもりがちな人には適していない。

お散歩好きさん、毎日お出かけさんにおすすめ。出かけたい気持ちはあるんだけど、あえて出かけないで過ごす。

お部屋の中で楽しむ何かを見つけたり、
いつも気づかなかったところをお掃除したりと、そういう時間に置き換える。

そして、翌日に念願のお散歩解禁。
この断食の効果がなかなかすごい。

私は、感受性が豊かなほうなのでたった1日でも効果絶大。

太陽がより気持ちよく感じ、
晴れていることに幸せを感じられる。
いつもの道なのに、まじまじ観察して新たな発見ができたり、
植物や空、街の景色さえもが色鮮やかに感じられる。

そして、何より外に出られることに感謝できる。

自由であること、晴天であること、
歩き回れること、この街が好きなこと

断食することで、改めて気づきが得られる。

私は昔食事の断食を経験したことがあり、このときもとても感動したのを覚えている。

苦しいとき、自分が不幸で仕方ないと感じるときに断食をする。
すると、本当はたくさん幸福な状況が自分にはあったんだ、という事実に気づくことができる。

最近は、食事の断食はしていないが
お散歩断食を定期的に取り入れて
お散歩のしあわせを噛み締めている。

今日はお散歩断食解禁日。
日差しがいつもより、痛くて暑かった。
そして、散歩の幸せをたくさん噛みしめて帰宅してとても幸福感に包まれている。




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