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【 #詩 #散文詩 】王の勅命

※「自動記述」の手法によって編んだ詩です。仮名から漢字への変換、明らかな文法間違いの修正など、原文より調整を行っています。解読不能な箇所がある場合も、可読部位を文字に起こして投稿します。


街角には海藻が生えていて、寄る辺ないものたちはそれに絡まって孤独を埋めている。魚の顔をした人たちが闊歩する昼下がり、交差点を歩く鳩たちはやや足早に見える。あちらの御仁には珊瑚が刺さっているようだと思いつつ、人には目もくれずぬめぬめした車のあいだを通り抜ける。なにせ私は王の勅命を受けているのだから。


【原文】



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