「偉人なりきり会議」 こどもMTGレポート(高学年)①
Co-musubiのこどもMTGプログラムの多くは、オリジナルで開発しております。
そんな今月のこどもMTGは「偉人なりきり会議」です。
こども達が偉人になりきり会議をするので、国も時空も超えたスペシャルな話し合いが実現してしまうなんとも夢のような会議です。
今回は、この「偉人なりきり会議」の流れをご紹介いたします。
目的:
・学び方を身につけてほしい!
・偉人になりきることで、普段の自分とは違う思考を体験してほしい!
・空想を楽しんでほしい!
進め方:
〈事前準備〉学び方を学ぶ
・まずは様々な偉人の中から一人を選び、その一人について偉人伝などを読み「知る」
・さらに、なぜその偉人はこのような行動をとったのか、このような発言をしたのかなど、家族と話し合ったりしながらその理由を「自分なりに考え」「言葉にしておく」。
・さらに深く知りたいと思ったことが生まれたら、その偉人の友人や関係のあった人、時代背景などを調べ、「自分なりに想像して考える」。
・ここまでその偉人について「知った」り「考えた」ら、次は数日間、その偉人に「なりきって」生活してみよう。家族を巻き込んでもいいし、友達を巻き込んでみんなで色々な偉人になってみても面白いかも。
〈偉人なりきり会議本番〉
深く学んだ偉人になりきった上で考え、自分の言葉で問題を解決していこう!
Co-musubiのこどもMTGはオンライン会議システムのZOOMを使用し行われます。
・まずは誰になったのかクイズ。
一人の偉人に対し、それぞれ一人一度だけ質問をすることができますが、直接的な質問はできません。
みんなで協力し、誰がどんな偉人を選んだのかを推理し解き明かします。
・全員の偉人が判明したら、いよいよ偉人を自分に召喚。なりきります!
(妖怪ウォッチのイメージがあるので、「召喚しよう!」と声を掛けると、こども達はニコニコと笑顔でなりきっていました。)
・いよいよ時空も国も超えた偉人たちのスペシャルな会議がスタート!
今回は話しやすいように、会議の議題はこどもたちにとって身近な「学校についての課題」を出し合い、それについて偉人の経験や信条から解決策を話し合ってもらいました。
・自分たちがなぜそう思ったのか、偉人のエピソードなどから「私は〜思う。」と自分の言葉で偉人になりきり理由を話します。
・自分の思いを話したあとは、お互いの思いや理由を聞いてさらに思ったことを偉人になりきったままでシェアし合います。
・最後は元の自分に戻り、感想を発表し終了。
偉人をインストールしたこども達の発言には、驚かされるような深いものがあったり、聞いているこちらがはっとするような、実際に歴史の中でそんな出会いがあったら最高だっただろうと思うような美しい気づきが生まれました。また、偉人になりきったこども達がとても晴れやかで目が輝いており、学ぶことを心から楽しんでいる様子が印象的でした。
次回は、実際にどのような話し合いとなったのか、その様子を詳しくご紹介したいと思います。