「暮らす」って何かを考えてみた

「暮らす」って、なんだろう？

これまでも考えてきたはずだったのに。
「暮らしてきた」はずだったのに。
あんまり、わかってなかったのかもしれないし、
ほんとうに「暮らしてきた」訳ではなかったかもしれない。

群馬出張への帰り道、
そんなことを思った。

群馬で出逢ったのは、
大学生の頃から、野菜を自給自足したりしながら、
「暮らす」ことをやろうと思い、
ほんとうに、そんな風に「暮らしている」人だ。

今は、家族と暮らしながら、刺子の教室をし、
それ以外の時間は自然栽培で田畑をしたりしながら
暮らしている。

今後、もっと自給率を上げて、
自分が作った食材なんかで
人をもてなしたり、したいらしい。


一方で、私にとっての、「暮らし」ってなんだろう？

暮らすことはしているはずだけれど、
ただ「生きている」のと
「暮らしている」というのとは、
すこし違うような気がした。

わたしはまだ、なんだか、ただ「生きている」ようで
「暮らしている」のではない気がしていて、
きっと、日々、「暮らす」ことに向き合いながら、
ひとつひとつのことを丁寧に、「暮らす」ことで、
ほんとうに「暮らしている」ことになるんじゃないかなぁ？

そんな風に思った。

日々、暮らしをしながら、
生きてゆきたいな。

それには、やっぱり、
手を動かして、「暮らし」を営むことだ。