【簡単レシピ】便利に使える、いんげんのフレンチサラダ
マーケットでいんげんをどっさり買ったら、作るのがこのサラダです。
元はジェイミー・オリバーの本にありました。
簡単なのと、わたしが好きなものばかりでできているサラダなので、今では本を見なくても作れます。
材料
いんげん:ひとつかみくらい
玉ねぎ:1/4個
ディジョンマスタード:小さじ1〜2
オリーブオイル:大さじ1弱
塩:適量
胡椒:適量
メープルシロップ:必要があれば少々
作り方
いんげんを折らずに入れられる鍋にお湯を沸かしはじめます。
その間に、いんげんは洗って、なり口を取ります。
最近のいんげんは昔ほどに筋がないので、なり口を取っただけで食べられるんだそうです。
玉ねぎはみじん切りにして、ボウルへ入れ、塩ひとつまみをふっておきます。
鍋肌に泡がつぶつぶしてきて、お湯の表面がゆらゆらとしてきたら(グラグラさせない状態)、その状態を保つ火加減で茹でます。
大体3〜4分ですが、いんげんの水分や太さなどで左右されるので、かじって確かめてみるのが一番いいです。
わたしは少し柔らかめが好きなので、長めに茹でることが多いです。
目安は「いんげんの不透明な緑が、透明感のある鮮やかな緑になったとき」です。
予熱で火が通ることを考慮して「もうちょっとかな」というところでザルにあげます。
水にはさらさず、お湯を切ったら、ザルの上でそのまま少し冷まします。
ボウルの方にマスタードとオリーブオイルを入れて、テーブルスプーンで全体をよく混ぜてあげます。
いんげんが少し冷めて、さわれるくらいになったらボウルに入れ、予熱を利用して全体にドレッシングをよくからめます。
味見をして、足りなければ塩を足し、もしも酸っぱすぎたら、少しだけメープルシロップを足して調整します。
マスタードの辛味があるので胡椒はなくても大丈夫ですが、お好みでふっても。その時はぜひ、粗挽きを。
よもやま話
マスタードの量は、お好みで調整してください。
わたしはマスタードが好きなので、写真のようにちょっと多めです。
玉ねぎは水にさらさなくても大丈夫ですが、気になる方、苦手な方は水にさらしたあとで軽くもみ洗いし、水気を絞ってから使うと辛味が和らぎます。
辛味が少ない、赤玉ねぎを使うのもいいと思います。
この場合、赤たまねぎの色が酸味で冴えるので、仕上がりの彩りが華やかになります。
いんげんは、もし食べにくいようでしたら、ボウルに入れる前に2つ、または3つに切ってもかまいません。
この日はグラタンの付け合せサラダとしていただきましたが、お肉やお魚料理の付け合せにも向いてます。
ゆでたじゃがいも、かぼちゃ、カリフラワーと一緒に合わせて、ちょっとボリュームのあるサラダに仕立てても。
さらにそこへツナ、オイルサーディン、ソーセージ、ハム、ベーコン、ゆで玉子などのタンパク質も入れると、それだけで「おかずサラダ」に。
パン、キヌアライス、サラダ向きの葉物などを添えれば、じゅうぶんに一食です。
具材を増やすときは、全体にからむように、玉ねぎ・マスタード・オリーブオイルの量を多めにしてみてください。
フレンチサラダというだけあって、ハリコベ(Haricot Vert、フレンチいんげんとも呼ばれる、やや色が濃くて細いいんげん)で作るとかなり雰囲気が出ます!
もしもハリコベを見かけることがあったら、ぜひ使ってみてください。
ちょっと古い写真で恐縮ですが、ハリコベを使うとこんな感じになります。
ハリコベはこんなふうに、普通のものより細めです。