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すぐに落ち込んでしまう人必見!落ち込みを軽減させる方法を解説

「気持ちのコントロールが上手になったほうがよいのはわかっているのですが、私はすぐに落ち込んでしまいます。そのせいで、仕事のパフォーマンスにも影響が出てきました。こういう時どうしたらいいですか?」

エグゼクティブ・パーソナルセッションでよく相談されるテーマ

経営者だろうが若手ビジネスパーソンだろうが、よいことがあれば嬉しいし、嫌なことがあれば落ち込むのは同じです。

「私は落ち込まない!いつも元気!」

は、ある意味で危険なこと。ポジティブ、ネガティブに関わらずどんな気持ちも大切なのです。

とはいえ、なにかにつけ落ち込んでいるようでは、安定感に欠けますね。

今回は、すぐに落ち込んでしまうのを未然に防ぎ、パフォーマンスを安定させる方法についての記事です。

自分自身がすぐに落ち込んでしまう方はもちろん、指導している部下にそのような傾向が見られる方も、ぜひご一読ください。


「ネガティブな未来をイメージし"想定内"を創り出す!

ズバリ!すぐに落ち込む人は「ネガティブな未来をイメージするトレーニング」を行ってください。

人はなぜ落ち込むのか?

この問に対して、もっともシンプルな答えは「期待と違うから」です。

では、期待とは何なのか?

それは未来に対して「こうであったらいいなぁ」という、イメージです。

すぐに落ち込んでしまう人をよく観察していると、とてもポジティブな思考の持ち主。

つまり、自分にとって理想の未来を信じる力が強い人なのです。そのため、理想と違う未来がやってきた時、ショックを受けてしまうのです。

「ポジティブ思考過ぎてネガティブに振りやすい」という、何とも言えない状況にハマっていると言えるでしょう。

このような人によく見られる特徴があります。

それは「目標やゴール設定が現実的ではない」という特徴。

この「現実的ではない」を言い換えると、目標やゴールを語る時に、数字を入れずに話すという意味になります。

仮に「いつまでに」・「いくらで」・「何時間かけて」と、理想のイメージに数字を入れていたとしても、その数字の根拠について考えていないケースがほとんどです。

仲間の顔を思い浮かべてください。

あなたの身近にも一人くらい、当てはまる方がいるかもしれません。

期待値がすぐに上がってしまう人はネガティブな未来をイメージしていない人。そんな人は心の中で「いつも想定外のことが起こっている」と感じています。


すぐに落ち込む人が意識すべき3つの点

すぐに落ち込んでしまう人は、次の3点を注意してみましょう!

①・・・よい話(うまい話)を聞いても、「本当にそうなるかな?」といったん自分で考える時間をつくる

②・・・ポジティブなイメージが湧いたら、意図的に「こうなったら嫌だな」という点もイメージする

③・・・ネガティブなイメージが湧いたら、対策を考える


■まとめ

すぐに落ち込む人は、たいていすぐに気分の上がる人です。そのアップ・ダウンに自分自身が疲れてしまうことがあるようです。

「ネガティブな未来をイメージする」そして、そのイメージに対して対策についても考えておく習慣をつけることを意識しましょう。

自分のことを深く理解することが、成長へとつながります。当然、仕事のパフォーマンスも安定します。自分のことを理解するとは、「感情の動き」に気がつくことです。

期待値を調整できるようになると、すぐに落ち込んでいくことが減っていきます。

最後に、すぐに落ち込んでしまう部下を指導する立場のある方へ。

何でも無いようなことで、すぐに落ち込んでしまう部下への指導で一番気をつけなくてはいけないのは、目標に向けてのプロセスをサポートすることです。 部下がプロセスを理解していけるようにサポートしていってください。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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