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2月の寒空にツバメ舞う。春はそこまでやってきた?
今日のお昼時
京都・鴨川に架かる御池大橋からふと空を見上げると、
ツバメが乱舞していました。
1匹や2匹ではなく、何10匹も。
ツバメ。別名「玄鳥」
二十四節気七十二候の「玄鳥至」と言えば、4月5日〜8日ごろ。
冬の間、南の国で過ごしたツバメがやってくる時期を表します。
でも今日はまだ、2月5日。
この冬一番の寒波が襲来し、京都も最高気温は5℃
粉雪も横に降るほどに北風がビュービュー吹き付ける中です。
早くない!!??
季節外れの暖かい日が続いたこの冬。
気候が温暖化している影響でしょうか。
中には日本で越冬するツバメもいるそうですね。
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真ん中の黒い点、かすかに捉えた(笑)
5月ごろ、お店や駅の軒下などにツバメの巣をよく見かけます。
お店の所有者の方などは、
フンが落ちて大変だと思いますが、
「ツバメの巣に注意↑」なんて貼り紙があって、
温かく見守っておられる姿にホッコリします。
ツバメは外敵からヒナを守るために、わざと人の近くに巣を作るんだそうですね。かしこい。
一方、人間の方でも、ツバメが巣を作ると「店が繁盛する」とか「金運が上がる」、「子宝に恵まれる」などと言われています。
実際に、害虫をせっせと食べてくれる益鳥として、農家さんは大切にされているそうです。人間と持ちつ持たれつ生きてきた鳥なんですね。
白い息も吹き飛ぶほどに、寒さ厳しき鴨川で、
ちょっぴり春の気配を感じました。
ツバメさん、風邪ひかないでね
*見出し画像はpixabayさん