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記事を読んでいただくために。私の工夫をまるっとご紹介します
Facebook、X、Instagram…
SNSから逃げ回る私が辿り着いたここnoteで、平和に文章を綴って約半年。
楽しく続けてまいりました。
書き続ける中で変化や気になる点もチラホラと。このあたりでひとつ棚卸し
私なりの試行錯誤の現在地として、読んでいただく工夫、ネタの見つけ方、そしてnoteの楽しみ方を中心にご紹介します。
1|私のこだわり
私はnoteを通じて、
記事を読んでくださる方の日常が、少しでも豊かになったら良いなと願っています。
そして、私の好きなモノやお店を応援したい、私の人生の時間の濃度を高めることにつなげたいと考えています。
記事を見て買ってみたよ、行ってみたよ、とコメントをいただけると、めちゃくちゃ嬉しい。
だから私は、スキやフォロワーさんの数よりも、記事を「読んでいただくこと」にこだわります。
ライティングの経験もなく
手探りではじめた記事作成。
最初はビュー数も伸びず、独り言みたいな感じでした。
でも今では、瞬く間に数千ビューに至るものも。
正直、びっくり仰天です。
でもまだまだ初心者。
試行錯誤を繰り返し、より良い記事、表現を探し続けています。
2|読んでいただく工夫
せっかく書いた記事を読んでいただくためにどうするか?私なりの工夫をご紹介します。
⑴ 筆を止めない
いつ書くのか。
それは書こうと思ったとき。その一瞬を逃してはいけません。そして一気に書き切ります。
途中で他のことをしたり、一旦おいて翌日に続きを書くなどはしません。
アイデアや体験には“旬”があります。
忘れないうちに書き切ることが大切です。
取っ掛かりのポイントは順番や体裁を気にしないこと。結論からでも真ん中からでも、今書ける(書きたい)ことから書いていくことです。
⑵ 記事を寝かせる
一気に書きあげた記事は
基本的に2晩寝かせています。
カレーも作った翌日が美味しいって言いますよね(笑)
発酵食品みたく熟成したら、もっと良い言い回しや表現などがポンポン浮かんでくる。
そして改めて見返すことで、書いた時には気付かなかったイマイチなところも浮き上がってきます。最も注意するのが、人を不愉快にさせる表現がないかと言う点です。
⑶ 読みやすさにこだわる
ー見た目を美しく
第一印象は大切です。
パッと見て画面が字で埋まっていたらウッとなりますよね。
私は、1文をできるだけ短く、長くて4行程度で改行します。
記事はパソコンで作成します。
40代シニアアイですから。
でも、可能な限りスマホでの視認性も確認するようにしています。
ーわかりやすく
私は極力、分かりやすい言い回しや簡単な言葉を使います。そして合間に写真もいれて、記事全体のテンポを大切にしています。
あと記事の長さも。
平日はスマホで、お仕事の合間や電車の中などで読まれる方も多いと思いますので、記事の長さは1,500〜2,000字以内を意識しています。
*1分で読める分量500字、1駅間の時間3〜5分
ただこれは、守れていません(笑)
⑷ 公開する
ー連投しない
私の場合、記事を公開してから2〜3日をかけてビューやスキ数が伸びます。
まだ記事を見ていただいている間に次の記事を出したら、自分で自分の記事を潰すようなもの。
読み手側も、私の記事だけを読むわけではないので、次々出されても読みきれません。コース料理のように、読み手のペースを意識して良いタイミングで公開します。
ー読み手の状態を意識する
私のnoteはテーマが幅広いのが特徴です。
食やアート、本のことに散歩日記、仕事のこと…
通常3〜4本の記事をストックしています。
私は週後半の疲れてきた時、文字数が多かったり、内容の難しい記事は避けがちです。
つまり、人には、“モード”がある。
そのため、どの記事をいつ公開するのかを配慮しています。
①平日の週前半“お仕事モード”の時
仕事のことやキャリアのこと、少し真面目な長めの記事
②週後半“お疲れモード”の時
スイーツやお散歩などの短めでライトな記事
③週末“くつろぎモード”の時
アートなどの趣味や文化に関する記事、長めの記事
本当は公開する時間にも配慮したいのですが、仕事もあって、そこは思い通りにはなりません。
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こんな心持ちで記事を
(スタジオジブリ「となりのトトロ」から)
3|記事ネタの見つけ方
記事を書き始めて次に直面するのがネタ探し。
私もはじめは困りませんでしたが、持ちネタもやがて尽きてきます。
日々の中でどのように記事のネタを見つけるのか。
私が実践している方法をご紹介します。
⑴ 日常の解像度を上げてみる
私は平凡な勤め人です。
職場と家を行ったり来たりの毎日に、さしたる事件もありません。
でも、noteを書き始めてからは、周囲の変化に気を配るようになりました。
例えば朝、職場の最寄りひとつ手前の駅で降りてみる。
私の場合はそこから、京都・鴨川の河川敷を歩きます。
ぶらぶら、キョロキョロしながら
そうすると、吹き抜ける風に、道端の草花に、そして川で餌を探す渡り鳥に、季節の変化を感じることができます。
そうした少しの変化を記事にする。
何もないようで、実は自分の周りには色々な“コト”が動いています。
歩くスピードが速いと言われる大阪生まれ。
一目散に歩いていた毎日が大きく変わりました。
⑵ 他の方の記事を読む
そのまま記事にするには難しいネタがあります。
例えば、きれいなお花が咲いていました。
そのまま書いても、もちろん良いのですが、なかなか内容が膨らまない。
でも、そんな些細なことでも、視点の置き方次第でもっと面白くなることがあります。
花言葉を調べたり、その花の名前や由来を調べたり。そこから、自分の気持ちや思い出に展開していくなど
そういった記事のヒントを、私は他の方のnote記事からいだだいています。
noteは「知」の集合体です。
素敵なタイトルや美しい見出し画像、そして自分では思いも寄らぬ記事の内容…
そのまま真似をしたらパクリですが、発想や視点を学ぶことで、自分の表現がぐっと広がるのを感じます。濃い霧の中から抜けたような。
とは言え、無数にある記事から何を選ぶのかは難しいところです。
私の場合は次の3点です。
①フォローしていただいている方の記事
②スキをしていただいた方の記事
③ホーム画面の「おすすめ」にある記事
最近はありがたいことにフォローやスキをしてくださる方が増えて、追いきれていない面もありますが…
自分と趣味や感性が近いと思われる方の記事を優先します。
⑶ ◯◯さんに贈るように
noteの喜びと楽しみのひとつは、コメントをくださる方との出会いとやりとり。
最近は、そうした皆さんの好みに合わせて記事を書くことが増えました。
ささやかなプレゼントをお贈りするように。
美味しい和菓子、あんこ好きの◯◯さんに
空好きのあの方に向けて、空の写真を
本好きなあの方にエッセイ本の記事を
同年代の方と分かち合おう
すべての青(蒼)いもの好きに向けて!
などなど
大切な方に喜んでいただくのが一番嬉しい。
ただの“自己満足”ですけどね(汗)
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4|noteの続け方
⑴ “好き”にこだわる
私がnoteで記事を書いていることを周囲の誰にも教えていません。
ここでは他人の目を気にせずに、素のままに、自由でありたいからです。
そして楽しく思ったことだけを正直に書く。
例えば、私はパンや甘いものが大好きです。
食べてみた感想を記事にすることが多いのですが、実際に訪れたお店は、記事にしたものの倍かそれ以上あります。
うーん…ってものもありますからね。
自分が心惹かれたものだけ厳選して記事にしています。
仕事ではないので、気に入らないものに労力は使わない。そして悪口も書かない。だから楽しい。
伝わる力は記事を書く熱量に比例すると思っています。
書き続けているうちに、自分にとっての向き不向きも見えてきました。
私が楽しく書いたものは、読んでいただいた方も楽しい。
そう信じています(勝手に)
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⑵ 頑張らず自分のペースで
noteを始めた頃は、ほぼ毎日記事を公開していました。
今は、平日2日と週末の週3回が基本です。
やはり毎日記事を書くのは大変ですし、義務みたいになると自分の性格では続かないなと思いました。
継続は力なり。
続けることに主眼を置いています。
それに私の記事は長い。
3,000字を超えることもあります。
それは“お得な”記事にしたいから。
事実だけではなくて、周辺の情報も盛り込んでいく。
例えば、美味しいお菓子の記事を書くときは、そのお店の歴史なども調べて記載します。
そのことで、読み手の方にとっても、私自身も理解は深まり、知識の幅が広がります。
でも、追加の情報を調べて、間違いがないか裏付けをとってなどをしていたら、結構な手間がかかります。
それもあって、記事を公開するペースを落としました。
そこまでやるか?って思いますけどね。
ライトに書かれるのを否定するつもりは全くありません。気軽さって大事です。
ただ私は何をするにしても手を抜けないので、こだわるのが楽しい。
持って生まれた性格には抗えません(笑)
⑶ メリットを感じる
noteを始めて得られたものはたくさんあります。それは仕事や私の人生に大きな影響を与えています。
メリットを感じないものを続けることは難しいですからね。
ー 仕事のアイデアが豊かになった
noteを書くことを通じて観察眼が鋭くなりました。
例えば展覧会に行っても見流すのではなく、記事にするためにしっかりと見て感じて、そして知識を深めて書き留めます。
そのことで、時間の濃度は高くなり、得られる知識量がグッと増えました。
すると明らかに仕事にも良い影響が。
企画や業務改善のアイデアが出やすくなりました。
また周囲への変化に気づくことでマネジメントにも生きています。
“ひらめきお化け”とあだ名されてきた私ですが、さらに磨きがかかって周りはやや引き気味かも?
ー 孤独感が薄らいだ
例え家族がいても職場や趣味の仲間がいても、孤独でないとは限りません。
日常のリアルな人間関係で、共感を得ることは容易ではない。
そんな方と出会える確率はかなり低いと思います。自分の思いや趣向を話しても、「へーそうなん」ってぐらいです。
でもnoteでは同年代や自分の考えに近い方、同じことに悩んでおられる方にたくさん出会えました。
また世代も性別も超えたやりとりは本当に楽しくて気づきに満ち溢れています。
これは私にとって望外の喜び。宝物です。
こんなん思うん私だけ??と思うことがめっきり減って、孤独感や孤立感を感じることが少なくなりました。
集団が苦手な私ですが、やっぱり一人では生きていけない。改めてそう思います。
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5|変えたこと変わったこと
noteを続けることにも関わりますが、記事を作成することで埋もれていた趣味を掘り出したり、自分なりの楽しみ方を見つけ始めています。
⑴ デジカメを使うようになった
私が読みたくなる記事の基準のひとつは、タイトルと見出し画像です。
無数にある記事の中で読む記事を選ぶのは至難の業です。
私は、写真が好きなこともあり、いつも仲良くさせていただいている方を除けば、とりわけ見出し画像を重視しています。
最近のスマホは、“電話付きカメラ”かと思うぐらい、きれいな画像が簡単に撮れます。
ただ、画像が鮮明すぎて、独特のボケ感が醸し出す奥行きや深みのなど、デジカメにはまだ及ばないと思っています(私のスマホが古いだけかもしれませんが…)
通勤時にデジカメ(一眼レフ)を持ち歩くことは難しいですが、休日などは一眼レフを持ち出して記事に使う画像を撮影するようになりました。
ちなみに機材は
CANON EOS 60DとOLYMPUS PEN EP-3。
カメラに詳しい方はお分かりかと思いますが、結構古いカメラです(汗)
実は昔、写真に憧れて買ったもののお蔵入り。
noteを始めたきっかけで、現在練習中です。
腕は全然ダメですが楽しくなってきて、
カメラ沼にズブズブはまらないかが今の心配事です。
カメラ欲しい…レンズ欲しい
目の前にFUJIFILMのカタログが…
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⑵ ゴッコ遊びをするようになった
最近、プロフィールとサイトマップのコンセプトを大きく見直しました。あと、マガジンのタイトルも。
いろんな方の記事を拝見するうちに、自分のnoteってまとまりがないなと気になっていました。
読書記録を軸にされている方。
毎日詩を創作される方。
日々の思いを情感豊かに書き記される方。
自分なりの世界観や軸で創作をされる方々のnoteはどれも素晴らしく、憧れを抱きます。
一方、私のnoteはごった煮状態。
なんなら闇鍋。
何かコンセプトとなるようなものが欲しいなと思っていました。
そこで考えたのが「あをそめ文庫」
私のnoteを仮想文庫に見立てて、自分がキュレーターに。
まちのあちこちから好きなものやお気に入りを蒐集してきて公開する。
そんなコンセプトを作ってみました。
私にとっては“ごっこ遊び”みたいなもの。
夢がキュレーターになることだったからです。
元々大学で歴史学を専攻し、博物館学芸員の資格も持っています。
実際に学芸員の採用試験もたくさん受けましたが叶いませんでした。
今ではもう過去に置いてきた夢ではありますが、noteの中で勝手に実現しちゃおう!と思い立ちました。
本の世界に夢みがちな私にはピッタリの楽しみ方です。
6|安らぎの場を目指して
⑴ 有料記事への逡巡
有料記事をどうするか迷います。
この素晴らしいプラットフォームに、何か自分も貢献しなければという気持ちは常にあります。
ただ、仕事の関係もありますが、今の自分の記事に金銭的価値があるとは思いにくい。
読んでいただくだけで、時間という対価を払っていただいているという気持ちで書いています。
現時点では、できるだけ優良なコンテンツを作って、noteの品と質をあげること。ブランド力の向上にお役に立てれば、と思っています。
私にそんな影響力はないですけどね、気持ちの問題で。
⑵ 止まり木のようなリビングのような
私がnoteで目指すもの。
それは、止まり木のようなリビングのような場所づくり。
私が京都を中心にご紹介するのは、このまちが、ギスギスした世の中とは一線を画す人間らしさにあふれたパラレルワールドだと思っているからです。
先日もたまたま立ち寄ったカフェで、著名な学者の方に出会いました。
テレビにもちょくちょく出ておられるその先生は、そこのお店の常連さんのようで、「東京じゃ身構えちゃんうんだよねー」と言いながら、気さくに話しかけてくださいました。
京都のまちは誰もが自由に過ごせる余白と距離感があります。そしてゆるりとつながれる人の近さもある。
私のnoteはそんな京都の魅力を借りて、世代や性別、既婚未婚、子どもの有無、職業など、有形無形に私たちを隔てるものを取っ払い、誰もが楽しく、ホッと一息つける場所になれたら良いなと思っています。
いろいろ書きましたが結局は、価値ある内容が大切。
まだまだ精進してまいります。
これからも、よろしくお願いいたします。
気づいたら愛こじらせて、過去最長の記事になりました。
誰が読むねん、これ…
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