白日(King Gnu)に学ぶ[言葉]の表現力 -[色]のイメージと対比させて
本日は、
言葉の表現力を鍛えたい
というお悩みにお答えします。
言葉を鍛えるには、名曲の歌詞から学ぶのが一番です。
そこで本日は、King Gnuの「白日」を取りあげ、「雪」を使った表現方法を紹介します。
【要約】
白い雪は「潔白」「純粋」だけではなく、「過酷さ」や「冷たさ」を表現する言葉としても使うことができます。
【この記事を読んで得られるメリット】
このnoteを読めば、色を使った言葉の表現力がアップします。
【こんな人にオススメ】
・文章力をアップさせたい
・色を使った言葉の表現方法を知りたい
・名曲の歌詞の意味を考えたい
King Gnu - 白日
すべての歌詞はコチラから▼
「白日の下に晒す」とは、
「隠された事実や物事を公開する」ことを意味します。
MV公開時、常田さん(作詞作曲)はインスタでこのように語っています。
去年は地元の友人が2人も立て続けに亡くなったりして生と死を強く意識した年になりました。最近の自分の作詞作曲にはその出来事の影響が強くあります。ずっと避けていた墓参りに行こうと思えたのはこの曲のお陰かもしれません。
このことから、この曲は「自分自身を白日の下に晒す」という意味合いが強いように感じます。
曲中の「雪」が意味すること
今回取りあげる歌詞はこの部分です。
「雪」がネガティブな意味を表す言葉として使われています。
「煌めいて」「真っ白」と「雪」が、反対の景色を表現しています。
「雪」が闇や冷たさ、過酷さを表現する言葉として登場しているのです。
「雪」は潔白も過酷さも表現する
白は潔白、純粋、無垢、誠実など未来へ向かうイメージが強い色です。
雪も「白銀の世界」と表現されるように、白のイメージと似た意味合いで使われています。
しかし、この曲に登場する「雪」は闇や冷たさ、過酷さを表現しています。
「雪」という言葉ひとつで、「潔白さ」と「過酷さ」の両面を表現できることができるのです。
まとめ
King Gnu「白日」の歌詞から、「雪」という言葉による表現を紹介しました。
白い雪は「潔白」「純粋」だけではなく、「過酷さ」や「冷たさ」を表現する言葉としても使うことができます。
ぜひ「白日」の歌詞を参考にして、より豊かな表現力を手に入れましょう!
※これはあくまでも個人的な考察です。みなさん自身でもぜひ考えてみていただけたら嬉しいです。
【参考】
▲今日は38日目
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