白木 咲夏

ASD・LD当事者。 連載対談記事『でこぼこガールズトーク』企画・文章担当。 美味しい…

白木 咲夏

ASD・LD当事者。 連載対談記事『でこぼこガールズトーク』企画・文章担当。 美味しいものと猫が好き。 Twitter @Hana_novels メール saikashiraki@gmail.com

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  • でこぼこガールズトーク

    ASD・LDを持つ「白木 咲夏(シラキ サイカ)」と、ADHDを持つ「水辺 はるか(ミズベ ハルカ)」の対談形式記事『でこぼこガールズトーク』や、その関連noteのまとめです。

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私が企画と文章を担当している『でこぼこガールズトーク』が、もっと読みやすくなるようにマガジンを作ってみました! よろしければポチッとフォローしていただけると、とっても嬉しいです! https://note.mu/color073/m/m78e5aceda4fb

    • さっきのつぶやきで30件投稿のバッジをもらってしまった……不本意だ……もっとちゃんとした記事で……

      • お久しぶりです。この記事(https://note.com/color073/n/n41af13bc917d)の続編を書かないまま、今度は成人の精神科閉鎖病棟に入院する予定です。二周ぐらい回って笑えてくる。

        • 若気の至りで愚行に走った話の記録

          これを書いている半日前にあたる午前一時半頃、私は人生で初めて市販の咳止め錠をODした。界隈で最も有名な製品だ。 タイトルにもある通り、この文にはODを推奨する意図も、また逆に思い留まらせる意図もない。ただ自分の日記帳にでも書き留めておけばよいものを、筆記の手間を惜しんでネット上に記録しただけだ。 きっかけは三週間ほど前、やけに気分が沈んでいた日に、ほとんど衝動的に通販で錠剤を注文したこと。幸いそれが手元に届く頃にはODの衝動が薄れていて「本当にどうしようもなくつらくなった

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        • さっきのつぶやきで30件投稿のバッジをもらってしまった……不本意だ……もっとちゃんとした記事で……

        • お久しぶりです。この記事(https://note.com/color073/n/n41af13bc917d)の続編を書かないまま、今度は成人の精神科閉鎖病棟に入院する予定です。二周ぐらい回って笑えてくる。

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          6本

        記事

          精神科閉鎖病棟に3週間任意入院した話①

          皆さん、お久しぶりです。あるいは、はじめまして。 タイトルの通り、今年の3月9日から、かかりつけの精神科に入院していました。 入院時の状況としては、適応障害によるうつ状態。着替えも入浴も歯磨きもまともにできなくなるくらいには参っていました。 今はかなり回復し、晴れて退院後の初note投稿となります。入院前からこのテーマと決めていました。 複数回に分けて、病棟での生活やそこで思ったことなどを綴っていきます。 さて、記念すべき第1回目は【病院食】について書こうと思います。 病棟

          精神科閉鎖病棟に3週間任意入院した話①

          近況の話

          現在時刻4時5分。中途覚醒で軽くぼんやりした頭で、トップ画像のサメのぬいぐるみを抱きながらこれを書いている。 不眠時のブルーライトは大敵なのだが、眠れないでうんうん唸っているのはなかなかにつらいのだ。許して先生。 さて、私はうつ状態真っただ中である。 12月初旬あたりハイになっていた反動なのかは知らないが、かれこれひと月は体調の悪さに悩まされている。 睡眠リズムはあまりよろしくなく、入浴すら疎かになる中では肌の手入れにまで気が回らない。 希死念慮は「ヘイヘーイ」と私の脳内で

          LITALICO発達ナビはじめました! 『でこぼこガールズトーク』のちょっとした裏話や、対談では読めない、白木咲夏の発達障害に関するお話を「ダイアリー」で掲載しています。 よろしければご覧ください! https://h-navi.jp/user/229880

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          カクヨムで書いたコメントに返信を頂いてる……。 しかし返信方法が分からない(もしくはない?)……困ったな……。

          カクヨムで書いたコメントに返信を頂いてる……。 しかし返信方法が分からない(もしくはない?)……困ったな……。

          先輩に捨てた夢を突きつけられた話

          いつからか、小説家に憧れていた。 思い返せば小学一年生の頃、担任に作文を大層褒められた経験だけが私の取り柄だ。 それだけに縋ってきた。だからそれを活かしたかった。 けれどそのためには、相当な努力と覚悟が必要である。 私は怖気づいた。いや、面倒臭がったと言ったほうがいいかもしれない。 とにかく、抱いた夢はポリバケツの中に閉じ込めた。 そうして逃げて、完全に諦めた。 そのはずだった。 私は文芸部に所属している。 先日、その部長とたくさん話す機会があり、すっかり意気投合した。 彼

          先輩に捨てた夢を突きつけられた話

          生存確認と終末の星、生きづらさの話

          今日、初めて記事にコメントをもらった。 そこにはたった一言だけ「生きていますか?」とあった。 私の書いたとある記事を見て、気にかけてくださったのだという。 初めてもらったコメントが生存確認というのがなんとも私らしく、少し笑ってしまった。 「生きているよ。ありがとう」という気持ちを込めてスキを押し、コメントを返信したところで、ふと、なんだか終末を迎えた星で、互いに交信しているみたいだと思った。 私が「終末の星」と言われて思い浮かべるのは、sasakure.UK氏の『*ハロー、

          生存確認と終末の星、生きづらさの話

          有言実行だー

          有言実行だー

          人褒めたくなる衝動の話

          昨夜ふっと気が向いて、私は色んな人をネットの海で褒めまくった。 フォローしているユーザーさんのnoteにコメントをつけてみたり、Twitterで仲良くしている人を名指しでツイートしてみたりした。突き動かされるようにそうした。 私にはままこういうことが起きる。 別に困ることでもないので起こっても構わないといえばそうなのだが、衝動が治まってから、何だろうなぁこれとたまに首をひねる。 愛すべきこいつはどこから湧いてくるのだろうか。 褒められたい欲求の裏返しなのか、人を褒める能力

          人褒めたくなる衝動の話

          今夜は人めっちゃ褒めたくて色々言った 明日は唐突に人褒めたくなる衝動についての話でも書こうかな

          今夜は人めっちゃ褒めたくて色々言った 明日は唐突に人褒めたくなる衝動についての話でも書こうかな

          自殺を回避している話

          初めに断っておくが、別にこれは心温まる話でも悲嘆に暮れる話でもない。 ただのポンコツな生き物が、フラリへニャリと生き残った話だ。 最初に自殺について考えたのはいつだっただろう。 私は記憶力にムラがあるため、このことにおいてはあまり自信がないのだが、確か小学校5年生の頃、当時描いていたマンガに「針で手首を刺したら死ねるかな」といったような、物騒な台詞を書いた記憶がある。ちなみに、実行はしなかったはずだ。 その時はちょうど、自分に発達障害があると伝えられてから1年が経った頃で、

          自殺を回避している話

          でこぼこガールズトークとカミングアウトの話

          私はここで、友人との対談記事を連載している。 それが、タイトルにもある『でこぼこガールズトーク』だ。 先月出した第一回に始まり、今月も無事第二回を掲載することができた。 それぞれ10スキをもらえるほどには好評なようで、実際に「読んでますよ!」と伝えてくださった方もいる。本当にありがたい話だ。 この連載は友人の協力なしには成り立たないため、改めてここで感謝を述べておこうと思う。 いつもかわいいイラストをありがとう。早く仕上げてくれるので毎回目を見張るばかりです。 さて、私はこ

          でこぼこガールズトークとカミングアウトの話

          夜に思い入れがあるんですよって話

          静か、楽しさ、孤独。 おおよそこの三つが、私が夜に抱く印象だ。 家族が寝静まり、しんとした空間にほっと息をつく時。 夜更かしをして、読書やゲームに熱中する背徳感とワクワク。 眠ろうにも隙間風のような寂しさが胸をすり抜けて、ただ一人寝返りを打つどうしようもなさ。 俯瞰してみれば、そのどれもが愛すべき瞬間なのだ。 私にとっては、すべてが創作の血肉となる。 夜には、昼間にはない魔力があると思うのだ。 いつもの住宅街も、夜に出歩くだけで、異世界に迷い込んだような気分になる。 食べ慣

          夜に思い入れがあるんですよって話