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ティアードを着る。アラフォーの自由と幸せ

少し前、早くも夏もののトップスを購入した。

浮かれすぎて、もう水通ししました。
はあ、かわいい。

TREFLE+1(トレフルプラスワン)の「フェアリートップス(半袖)」。

今シーズン用に「yori」で新調したティアードブラウスが周囲にとても好評なので、半袖バージョンも欲しいと思っていた。

ちょうどその頃にお茶した旧友がトレフルプラスワンの洋服を好んで着ていて、わたしにもすすめてくれたのだ。

しかし、彼女は身長170センチ近い。「モデルさんですか?」とナンパされるほどのプロポーションの持ち主だ。

いくら素敵なブラウスを薦められても、小柄で脚も短いわたしが彼女と同じように着こなせるのだろうか? 不安だった。童顔で若々しい彼女とは、顔との調和ぶりもずいぶん違うだろうなあ、と怯えていた。

でも、彼女の見立てがたしかなのは知っているので、えいっと購入してみた。失敗したらしばらく立ち直れなさそうなお値段だけれど、そこを信じるのが友情かもしれない。彼女を信用できなければ「えー、無理。信じきれない」と言える関係性ではあるのだ。

購入したブラウスは、文句なくかわいかった。裾に向かってだんだんと、ふわり広がるシルエット。薄手の素材で夏にぴったりの軽やかさもある(やや透け感があるのでインナーは必須)。

「問題は、これがわたしに似合うかどうかだよ」。そう独り言を言ってみた。150センチ台前半のわたしが着ると、お尻が隠れる。手持ちのティアードデザインのなかでも、かなりかわいらしさを押し出した印象になる。

旧友にLINEしたら、親指を突き出したクマのスタンプつきのメッセージが返ってきた。

「首が細い子はティアード似合う! これ真実! 次に会うとき着てきて!」

そ、そうかな。内心ドキドキしているけれど、彼女が言ってくれるなら堂々と着てみよう。

以前、こんな記事を書いた。

思うままに、好きなものを身に着けようという話。人に迷惑をかけず、マナーを逸脱しない範囲でなら。

自分の着たいものを選べる幸せ、気に入った洋服に袖を通す勇気をもらえる幸せ、ごくたまに似合うと褒めてもらえる幸せ。年を重ねることで、ささやかな自由とともに幸せを手に入れた。せっかくだから、それらを満喫してみたい。

春の新生活と言わず、夏の楽しみまで手にしたわたしはけっこうご機嫌だ。


#新生活をたのしく
#買ってよかったもの

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