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リアル体験談! Co-Activeコーチング 応用コース(プロセス)
こんにちは、こはくです。
2025年、新年早々に、応用コースの3回目「プロセスコース」に参加してきました。
コーチングでの学び、本当は基礎から順番に記事を投稿しようと思っていましたが、「今この瞬間に残さなきゃ」と思い投稿します。
Co-Activeコーチングの学びの「場」がどんな感じなのかは、こちらの記事にまとめてあります!
プロセス・コーチングとは
このnoteでは、私がどんな体験をしたのか、どんな学びがあったのかに焦点を当てて書きたいので、コースのねらいはCTI Japanのホームページを引用してご紹介しますね。
コースのねらい
プロセス・コーチングは、「今」この瞬間を体験することに焦点を当てます。なぜなら、私たちが生きているのは過去でも未来でもなく今であり、今を存分に経験しているかどうかが人生や仕事の質に影響するからです。このコースでは、クライアントの感情や体感覚を含めた内的な経験に焦点を当て、クライアントが時に受け入れ難い感情があったとしてもそれを受け止めることを支援します。受講生は、混沌や混乱は人生で前進するために重要な部分であると理解できるようになり、深みのあるコーチングが可能になります。
https://www.thecoaches.co.jp/program/coach-training/#intermediate
「今」って何だろう、「ともにいる」ってなんだろう
「今」と言われて、どのぐらいの時間の幅をイメージしますか。
コースの中では、1秒前も過去。1秒先も未来。今は、あっという間に過去のものになってしまう。そんなお話がありました。
今この瞬間に起きたことに、クライアントはどう感じているのか、心で、体で。それをコーチとして、そのクライアントが、クライアント自身の「今」の感覚、感情を、受け止めることを見守って、評価判断なく寄り添う。この瞬間を「ともにいる」ことをしていくということを学びました。そしてコーチングの時間も動きが少なくゆっくりとした時間に変化していました。
頭で考えて、手順があって、ではなく、クライアント自身を包み込む全体にもフォーカスして、そしてコーチとして私が何を受け取ったか、感じたかもフォーカスを当て、場全体から感じることなのだろうなと思うのですが、訓練しないと難しい!これまで自分に対しても、「今」何が起きていて、どういう感情、感覚なのかを考えたことは、正直なかったので・・・。
そしてコーチングの時も、とにかくなんとかしなきゃ、という意識になってしまい、沈黙があると何か話したくなってしまうし、感情を聞かれても答えにくいよな、という固定観念から問いを投げられなくなったり。
受講生の皆さんとも、「今ってなんだろう」「ともにいるってどういうこと?」「感情を聞くのが怖い」など、みんなの現在地を話しながら、コースが進んでいきました。
少し、斜めから避けている感じだった
2日目の終わり間際に感じたことは、受講生とのコーチング練習でも、何とか「ともにいる」ことはしようとしているけど、「今」・・・感情や感覚に触れることができていないな、オブザーバー役の方からのフィードバックも、「クライアントが感情ではなく、考えて話をしてるよ」、と。それにあまり気づけていないし、感情に対する問いをどう投げたら良いか迷いがある。
練習の時に自分自身がクライアントとして出すテーマも、話すのが嫌じゃない、当たり障りのない話をしてしまっているな、と反省。リーダーからも、クライアントを通じた学びが得られるように、感情の針が触れるテーマを出した方が良いと言われていたのにな。
振り返ると、コースの中で起こるさまざまなことから、正面ではなく、斜めから、避けている感じだった気がします。
再び、「3日目。今日で終わりだ。私、大丈夫かな・・・不安」に
そして3日目の朝。
フルフィルメントと似た感じ。でも、あの時より落ち着いている。
でも、今日で終わってしまう不安があるな。大丈夫かな。
再びとは、実は、私、応用コース最初のフルフィルメントコース3日目に感情の大混乱が起こり、朝会場に向かう山手線で涙が出始め、コースの始まりも終わりも泣いていた、というコトが起きました。これについてはまた後日・・・
最終日、最後どんなことを思っているんだろう、なんだか不安。
3日目スタートするときに、それを最初に口にしました。
そしてコースが進みますが、じわじわと、何かモヤモヤが膨らむ。
私って、
コーチとして何をしたいのか
クライアントに対する願いは何なのか
自分らしく、はっきりとできていない
学習ガイド(テキスト)の目次ページ下に、そう書いたメモが残っています。
3日目・3人コーチングで涙が
その後、3人1組で、コーチ、クライアント、オブザーバーを交代しながらトライする3人コーチングの機会が。私はコースをリードするリーダー(ファカルティ)と、基礎コースから一緒に学びを深めている方と組みました。
そして、私がクライアントになる番。コーチはコースリーダーの方。私は昨日の反省を踏まえ、今一番心をざわつかせている「私って、コーチとして何をしたいのか。クライアントに対する願いは何なのか。自分らしく、はっきりとできていない」ことをテーマにしてみました。
コーチから、私がテーマを話してみた今の気持ち、体感を聞かれる。なんだか喉が詰まる感じと私は話す。コーチからそれを味わってみましょうと促される。向き合いたくないから、自分の感情・感覚を味わえず、つい、意識が逸れる。感情や感覚を話すときに、笑って誤魔化してしまう。
それを、コーチは見逃さないんです。
そして、コーチがわたしと「ともにいて」、「今」に焦点を当て続けてくれた。味わう場を創ってくれました。そして、涙という形で現れたんです。針が大きく触れたんですね。涙という形で、感じることができました。
テーマと私の位置関係も、体感させてくれました。どんな感じかというと、コーチングと私の立ち位置。正面だと苦しい、ちょっと横に置いてみたら少し喉の詰まりは取れた。でも、コーチングを遠くしたくない、なきものにはしたくないと思えました。
私のコーチングに対するフィードバックでも涙
その後、私がコーチ役となりコーチングを行いました。昨日の反省を踏まえ、できるかぎりクライアントの感覚や感情に焦点を当ててみようと。
コーチング後クライアント、オブザーバーからフィードバックをいただけるのですが。これまでのコーチング経験の中で、もっともインパクトのあるフィードバックをもらうことができ、身体が素直に反応し涙が出てきました。
よかった関わり
・誠実
・クライアントにちゃんと向き合ってくれて、幸せな時間を過ごせた
・反映や比喩、沈黙、体感してもらおうとすることにチャレンジしていた
もっと良くなるためのヒント
・クライアントの言葉をしっかり聴こう、クライアントの反応をみようとして、姿勢が前のめりになっている。もっとゆったり、広く見ると良いのでは
・クライアントに投げている言葉が多い。もっと言葉少なく投げかけると良い
・もっと自然体で
コーチ一人で頑張らなくていいんだ
気づきや発見があるのはクライアント
判断していくのもクライアント
コーチが何かをするのではなく、とにかく「今」に焦点を当て続け、クライアントが感情や感覚を体験できるように、「ともにいる」。
私はどうやら必死になって上手くやろうとし、「あれ、上手くできていないな」と自分のことが気になってしまっているけど、自分がコーチとしてやることは、クライアントに好奇心を持ち続け、コーチ一人で頑張るのではなく、クライアントと一緒に創っていくことなんだ。
3人コーチングのクライアントとして体験したコーチの力。
そして、私のコーチングに対する愛溢れるフィードバック。
これまでフィードバックを受ける時、「できなかった感」として感じていたことが多かったのですが、初めて自分のパワーとして感じることができました。私の、大きな、大きな力になっていくんだなと、
今、私の中では、コーチングとの関わりが、力強い存在として真ん中にいるような気がします。それに気づけている。そしてこの記事を笑顔で書くパワーをくれている。
私が誰かにフィードバックする時も、このフィードバックの力を大切に扱っていきたい。
そしてコーチとして成長するためにも、自分自身の感情や感覚を体験して味わっていくことを、やっていきたい。私とコーチングとの関わり方も、もっと深めたい。一人では難しいから、マイコーチとともに。
そんなことを思った、プロセスコースでの学びでした。