かへい

ベンチャー企業で働いています。

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最近の記事

全生徒とslackで連絡し、自由な授業を受けられるN高が凄い。

1年ほど前、とあるITベンチャーのイベントで、1人の高校生に会ったことがある。 そのイベントは、非常に人気の高いもので、有名IT企業のマネージャークラスや、有力なベンチャーにいる人が参加していて抽選倍率も非常に高いものだった。しかし、その中に一人やたらと若めの大学生っぽい子がいて、早めに就活してるのかな、と気になったので話しかけてみたら、彼はまだ高校生だという。 高校生でITベンチャーのイベントになぜ参加しているのか?たずねてみたら、どうやらビジネスコンテストにも出場し、

    • 世の中を囲碁のように読む。

      普通の囲碁は、白と黒のプレーヤーが交互に石を置いて、19x19の点を多く囲って陣地が多い方が勝ちというゲームだ。基本的にどこから石を置いてもいいのだが、角っこの方が真ん中よりも陣地を作りやすいのでみんな四隅から順番に石を並べて、次第にお互いの陣地がぶつかり合い、取り合いが始まるのである。 マーケットも似ているなと思ったのは、例えば、囲碁の序盤では四方の隅に2,3個石を置いて「なんとなくこの辺が陣地になる」曖昧なエリアを作るのであるが、同じようにGoogleが作り出した超巨大

      • 寝坊を直すのに「気をつけろ」という精神的なアドバイスは意味がない。

        こんにちは、最近よく寝坊しちゃう子と話をする機会があったのでこんな話でも。(万が一このnoteを見つけちゃったらそっとしておいて) 5,6年いろんな人と仕事をしていると、朝起きるのがすごーーく苦手な人がちょいちょい出現します。 そして漫才のボケに対するツッコミ、そうしたお寝坊さんを諭す上司、周りの方も一定数存在します。基本的な寝坊というボケに対するツッコミは、「社会人としての自覚が足りない」とか「周囲が迷惑している」「やる気を出せ」とかそんな感じのコテコテな精神論ツッコミ

        • 個人インフルエンサーは、飲食店と似ている

          さて、前回のnoteで「インフルエンサーは、全国の個人商店がコンビニのようにフランチャイズ化して、大規模な編集・企画支援が行われるような体制になるか」という話を書きました。 コメントでも指摘があったように、実際にはコンビニほど画一化され、独占されるような自体にはならないかもしれません。 ここで重要となるのは、インフルエンサーがコンビニ化するかどうかは「扱うコンテンツに多様性が生まれるか」という点です。 コンビニの場合は、おにぎり・お茶・お弁当や日用品など「どこでも買える

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        記事

          個人インフルエンサーは、コンビニ化するか?

          今回はコラムです。2,3日に1つずつ記事を出していきます。 さて最近は、noteやinstagram、youtubeなど個人が自由に発信できるサービスが台頭し、これまでプロが担っていた仕事がどんどん個人に置き換わりつつあります。 今、このnoteを見ている方も、「これからは個人が活躍する時代がくる」と感じている方も多いのではないでしょうか。僕自身も、4,5年前からきっとこんな未来が来る、と思ってどんなサービスがその未来を叶えてくれるのかとワクワクしていました。 今日は、も

          個人インフルエンサーは、コンビニ化するか?

          成績最下位。「本当に価値のあること」の継続が身を結ぶとき 大企業時代 3/3

          前回のnoteの続きです。 新卒1年目の終わり、商品を格段に改善できる点に気づき、夜な夜な商品を改良して必死に普及させました。苦労の甲斐あって、2年目の夏には全国のお客さんに使われるようになりましたが、会社の査定、つまり成績評価は最下位でした。 成績を告げられたあの瞬間は、今でもは覚えています。 営業の成績は、そっくりそのままボーナス・給与額に反映されていきます。先輩や周りの同期の給与はなんとなく漏れ聞こえてくる部分が多いので、評価を聞かされた瞬間に「この成績はほぼ最下位

          成績最下位。「本当に価値のあること」の継続が身を結ぶとき 大企業時代 3/3

          1年成績不振。評価されなくても、価値を求め続ける覚悟はあるか。 大企業時代2/3

          大企業の研修時代、前回の投稿の続きです。 今回は、新卒配属後まったく結果が出せず悩み続ける中、一切評価はされないが、お客さんに価値がありそうな事をやり続けたお話です。 新卒の営業研修も春に終わり、夏になると地方の営業所に配属されました。 僕の働いていた企業では、営業は全部署の中でも、別会社なんじゃないかと思うほど最も過酷であり、同時に全社の売上の大半を支える花形であることで超有名でした。 そんな訳で、新卒で配属された後、かるーい営業研修というオンジョブトレーニングがあり、

          1年成績不振。評価されなくても、価値を求め続ける覚悟はあるか。 大企業時代2/3

          価値のあることを、同期や会社が勧めるとは限らない。 大企業時代 1/3

          スキ、フォローをして頂いたみなさん、ありがとうございます。全くの無風も覚悟してたので驚きました。。どこから書いてみようか迷ったのですが、パンチのアリそうな新卒入社〜No.1を取るまでのストーリーから筆をとってみます。 これは、本当に大事なことは、必ずしも同僚が実践していたり、会社から推奨されているとは限らない、という学びの断片です。 新卒で入った大企業では、新卒研修という3ヶ月の研修があり、総合職も技術職も同じく過ごすものがありました。 最初の1週間はパソコンのセットア

          価値のあることを、同期や会社が勧めるとは限らない。 大企業時代 1/3

          LIFE SHIFTへの反論。100年生きるべきだと鵜呑みにしていないか?

          LIFE SHIFTという本が発売され、人間の寿命は100歳を超える時代が来るため今から備えなければならない、という話が広く普及してきた気がする。 本の中での話を自分なりに解釈して、まとめるとざっくりこんな感じだ。 今までは高度経済成長に乗って、定年まで同じ会社で働き、年金をもらって老後を送り70~80才で死ぬ。給与は上がり続けたし、人口も増えてたから年金の負担も耐えられた。しかも医療もまだ発達してなかったからそこまで寿命も長くない。 だが、これからの時代は企業の寿命は

          LIFE SHIFTへの反論。100年生きるべきだと鵜呑みにしていないか?

          歴史は繰り返す。平成は大正時代と似ている。

          来年にはいよいよ平成が終わり、新しい元号がやってくる。中国では習近平が国家主席の任期を撤廃、EUはイギリスが脱退を示す一方でGoogleやAmazonに対し膨大な賠償金を請求しEU圏内の産業を守り始め、米中も関税障壁が日に日に激化している。。。 今の時代は100年前の大正時代とすごく似ていて、再び第二次世界大戦のような大きな混乱の時代がくるかもしれない、と思う事が多い。 それほど歴史を知っているわけではないが、第二次世界大戦の最大の引き金は「世界恐慌」と「各国のブロック経

          歴史は繰り返す。平成は大正時代と似ている。

          新しいことを学ぶ時のコツ。

          マーケティングという仕事柄、スキルとして覚えた方が良いことが多い。 画像や動画編集、デザイン、htmlなどのコーディング、Webの構成の考え方、広告運用、SQLを使った分析、などなど、、、、 これらのスキルはお金を払って外注したり、職場の詳しい人に代わりにやってもらうこともできるかもしれない。でも、自分でできた方が仕事が遥かにスムーズに進むことが多い。 というわけで、1,2年かけてコツコツ覚えていったわけだが、「知識として覚えれば体得できるスキル」には共通して使える学ぶコ

          新しいことを学ぶ時のコツ。

          人生でやりたい事がわからない人へ

          前回のノート「ただ何となく過ごしている人へ」の続き 人生で「やりたいことは特にない、あったほうが良いかもしれないけれど、見つけ方がよくわからない」と言う人はちょっとだけ見ていってほしい。 色んな人におんなじ質問をして、その人がどういう性格・考えをしていて普段何をしているか、をずーっと尋ね続けて気づいた事がある。 それは、「やりたい事がわからない人は、そもそも何もやった事がないから判断できない」ことが多いという事だ。もう少し日常的な事例に置き換えるとたとえば「趣味が全くない

          人生でやりたい事がわからない人へ

          20代の後半、「ただ何となく人生を過ごしている」人に伝えたい。

          20代も終わりに近づき、気になった事があるのでメモ。 今まではとにかく色んな人と話をしているのが大いに刺激になったし、自分の知らない世界を知れてとても楽しかった。でも、最近はどうもピンと来ない時が増えてきた。 それは周りに「ただ何となく人生を過ごしている」人が少しずつ増えてきた気がするからだ。 10代、20代の前半までは部活や受験、趣味や恋愛など、何かに目を輝かせてやっている人が多かった気がする。ある時は誰かの家で、居酒屋で、旅行先で、「将来はこれをやりたい!こんな風にな

          20代の後半、「ただ何となく人生を過ごしている」人に伝えたい。

          結婚式は、本当にやりたいことですか?

          最近、周りで結婚する人が増えてきて、強く思うことが多いのでメモをば。 今の結婚式って、本当にやるだけの価値のある重要な行事なんだろうか。何度か結婚式なるものに参加してみたことはあるけれど、正直あまり価値を感じない。(もちろんお祝いするが) 300,500万円のお金をかけること自体は悪いとは思わないけど、ほぼ全員が全く同じ内容で同じコンテンツで、本当に式が必要なのか?考えたことはないのだろうか。 例えば、ファーストバイト。 ケーキ入刀ではじめての共同作業をお祝いし、最初は

          結婚式は、本当にやりたいことですか?