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みたもの、よんだもの、きいたもの

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わたしのこころをあたたかくしてくれるもの
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#本

古典が教えてくれること。 | 「人間失格」太宰治、「星の王子さま」サン・テグジュペリ | 読書記録

人が生きる意味を問いながら、その深みを掘っていくのが人生の醍醐味です。〜(中略)物質的な満足だけで生きているのではないということです。人生の意味によって生きるのです。意味を捉えようとする力を読書によって育むと色々なものの深さがわかるようになってきます。 齋藤 孝さんの数ある読書術に関する著作の中でもとても心に刺さり、読書熱がメラメラと燃え上がってきたのが『読書する人だけがたどり着ける場所』という本。 私たちは、本を読むことで自分の中の言葉にできないモヤモヤとした感情を言語

「リベラルアーツ(的読書)」はじめます。

 なんだか、冷やし中華的なタイトルですが、いたって本気。そして、ここにアウトプットすることで逃げられないようにしようと言う作戦。最近、至る所で耳にする「リベラルアーツ」という言葉が気になりはじめたのはここ半年ぐらい。どこかで、自分でより深く考えるためには「リベラルアーツ」のような基礎的知識が必要になると読んでから、なんぞや?と調べはじめた。リベラルアーツとは、いわゆる大学教育における「教養科目」とも言われるのだが、恥ずかしながら大学生の時は卒業のための必須取得科目、としてしか

読書のお供にノートブックを。

「死ぬほど読書」 丹波宇一郎 著  を読みました。 とても素晴らしい経歴を持つ方が、「こうあるべき」ではなく「私はこう読んでいる」というスタンスで読書術について書いた本です。 そもそも読書術というのは、ひとそれぞれ癖があるものだと思っているので、人の真似をするべきではないと思っています。自己流でも誰にも迷惑をかけないと思うので、今までその類の本は読んだことがありませんでした。 以前、書店で見かけたときにちらっと読んだイントロ部分がずっと印象に残っていて、今回手に取ってみ

続・読書のお供にノートブックを

先日、「死ぬほど読書」丹波宇一郎 著 を読んでいてもう一つ気になっていた言葉。 考えることによって、情報が有機的に結合し、知識になる。読書で得たものが知識になるのは、本を読む行為が往々にして「考える」ことを伴うものだからです。 本で得た情報を、ノートに書きだすことで頭に残ることは前回語った通りなのですが、そのプロセスには続きがあって、自分の【知識】にするためには「考えること」が必要になるということです。 私の実感としては「書き写す」だけであれば、それは身体が覚えてい

争いがもたらす悲しい結末|「世界の果てのこどもたち」中脇初枝 |読書記録

最後のひとりまで戦って、玉砕するはずじゃなかったの?何のためにみんな死んだの?何でおかあちゃまもおとうちゃまも死んだのに、まだ生きている人たちがいるの?茉莉の問いにこたえるものはなかった。 初めて中脇初枝さんの本を読んだ。これはドキュメンタリー?と思うほどリアリティのあるストーリーに引き込まれ、450ページほどを一気に読み終えてしまった。巻末の参考文献を見るとずらっと並んだ25冊と最後に「その他多数の書籍を参考にしました」と書いてあり、驚いた。「満州事変」「満州開拓」「ソ連