読書のお供にノートブックを。
「死ぬほど読書」 丹波宇一郎 著 を読みました。
とても素晴らしい経歴を持つ方が、「こうあるべき」ではなく「私はこう読んでいる」というスタンスで読書術について書いた本です。
そもそも読書術というのは、ひとそれぞれ癖があるものだと思っているので、人の真似をするべきではないと思っています。自己流でも誰にも迷惑をかけないと思うので、今までその類の本は読んだことがありませんでした。
以前、書店で見かけたときにちらっと読んだイントロ部分がずっと印象に残っていて、今回手に取ってみました。(そんなことはあまりないので、本能に従ってみました。)
すると、これまで漠然と思っていたことがすっきりとクリアになったのです。
特に強く共感し・実感したことは、
本を読んでいて心に引っかかってくる箇所、すなわち印象的な言葉やデータについては線を引いたり、付箋を貼ったり余白にメモを取ったりします。(中略)その中から「これは重要だ」「覚えておかなくては」と思ったものをノートに書き写します。(中略)手を使って時間をかけてノートに写すと頭にけっこう残るのです。
そして、著者のノートの写真が掲載されているのですが、(それはそれはもう、魅力的で、何とか拡大して読んでみたい!と思ってしまうのがノート好きの性なのでしょう)私の読書ノートと変わらないなんともシンプルなものでした。
そこで、私は確信を得ました。
モレスキンソフトカバーSサイズにひたすら書き写したノートは、今後私の知識と教養になるのだ。と。
書き始めて2年が経ったノートは、今、毎日持ち歩いていて、たまに読み返します。自分の行動に対する勇気や自信の根拠は、ここにある。少し迷った時、立ち止まった時ここを読み返せば、また、前に進める。
大げさかもしれないけれど、今私は「革命のファンファーレ」 西野亮廣 著の読書メモを度々読み返し、自分自身がどうありたいか、について考えています。
ただ読書をするだけだともったいない、自分のものにしたい、そんな風に思っている方へはこんな方法もいいかもしれません。
※でも、読書ノートを始めたきっかけは「ノートブックを書きたいから」という、ちょっと違った方向からのアプローチでしたが、それでも今は始めてみてよかったなと思っています。
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