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すごいことができるには、小さな「できる」の積み重ねから 楽に生きる 4

自分には「これができる!」ってところ、いくつ挙げられますか?

わたし、ぜんっぜん挙げられなかったんですよね。
「犬の世話ができる」「人の話を聞ける」この2つしか出せませんでした。

わたしの追い求める目標「自己受容をできるようになりたい」を叶えるために、アドラー心理学の講座でEOLECTというものに初めて参加したときのことです。

自分の「なかま」と自分の「できる」に気付けた時に、人は共同体感覚という「ここにいていいんだ、この人たちのために頑張ろう」という仲間意識のようなものが感じられるようになると教えられました。

そこで、自分の「なかま」と「できる」を挙げてみようというワークをしたのですが、上記の通り全然出て来ませんでした。

その次に自分の家族の「なかま」と「できる」を挙げてみるというワークをしました。

わたしと1番仲の良い家族であるうちの犬の「なかま」と「できる」を挙げてみたところ、出る出る出る!

とくに、「できる」の部分が、あの子は自分の主張ができるし、自分で考えて行動できるし、1人での時間も過ごせるし、周りを見ることもできるし、何よりわたしを癒してくれる。
たーーくさん「できる」がある子だな、と再認識しました。

……あれ、なんか、自分と犬で「できる」の測り方が違くない?と気づきます。

自分に対しては、人のためになることを「できる」だと認識してたのに、犬に対しては、ただただ「できる」を挙げられた。

自分に対してのハードル高くないか?と気づくのでした。

なんかどうしても、誰かに貢献してる要素がないと「できる」って思えないんですよね。

つまりわたしは、「誰かに貢献したい」と強く願ってるということなんだと思います。

誰かに貢献して、何かを成し遂げて、なにか難しくてすごいことがしたい。


そう願ってるんだと思います。


じゃ、自分がなにか難しくてすごいことが「できる」にはどうすればいいか?
考えてみたところ、高校時代に数学の問題を解いていた時のことを思い出しました。

国立大学二次試験の数学も解けるように、結構難しい問題も解いていたのですが、どんなに難しい問題も必ず解く時にすることがあります。

それは、簡単な定理や理論で分解できないか、変形できないか探ることです。
やってみたら意外とできるもので、難しい問題を解きほぐすように、簡単な定理や理論を使うと答えまで導き出せてしまうんです。

簡単な定理がわかることは「できる」に含むには小さすぎる気がしますが、そんな小さな「できる」を着実に積み重ねることで大きなことが「できる」んだなと思い出したのです。

だから、小さな「できる」って、どう考えてもそれだけじゃ自分はイケてる人だなんて思えないけど、大きな「できる」の準備をしてる人だな、とは思えるようになりました。

大きな「できる」の準備をするために、小さな「できる」を積み重ねる自分、とても素敵!

高校生の時、数学の問題を解けたのは、確実に、教えてくれる先生の存在があったからです。

難しい問題に取り組むわたしを見守って、わからないところがあったら教えてくれて、簡単な定理も1からわかりやすく教えてくれた先生の存在があったから、安心して小さな「できる」を積み重ねられたんだと思います。その結果、模試でもかなり良い成績を取れました。

今の実生活では、「できる」を見守ってくれる人はいませんが、アドラー心理学のメンバーから勇気づけてもらえると、あの頃の見守られていた感じを思い出します。

だから、わたしは今日も小さな「できる」を積み重ねていこう!と前向きに思えています。

日常生活にアドラー心理学、おススメですよ。



PS.


ちなみに、EOLECTという講座なんですが、これはアドラー心理学による子育てと家族のありようを学び、練習をす るための子育て学習プログラムです。

わたしは子どもはいませんが、自分を自己受容したくて参加しました。

テキストで習うのですが、子どもが自己受容して「なかま」と「できる」を感じながら自信を持って生きていけるよう援助するには、まず自分が自己受容できている必要があるんですよね。

だから、子どもがいないわたしにもとっても効果的だなと感じています。

興味がある方はぜひ♪

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