本を読むのがもっと楽しくなる方法
私は本が大好きです。
マンガ、小説、絵本に図鑑。
子どもの頃からめちゃくちゃ読んでます。
だって、面白いから!
時間が経つのもすっかり忘れて
本の世界に没頭する喜びと言ったら!ああ!
自分が「ハマる」本に出会った時なんかは
脳の喜びようがヤバいんです。
「早く!次!どうなるの!読ませて!」って
空腹の体にごちそうを一気に詰め込むような
凍え切った体を温泉でじんわり温まるような
満たされてない部分が満たされていく感覚を
噛みしめる幸福。
読書はこの世の中の最高の娯楽のひとつです。
私のような本好きにとっては、まちがいなく。
noteを書いたり、読んだりしてる皆さんなら
この感覚をいくらかわかってもらえそうです。
しかし、どうして読書ってこんなに楽しいのか。
今日はそのへんを掘り下げてみようと思います。
・・・
結論から言ってしまうと
読書って書き手と読み手との対話なんです。
だからとてつもなく面白い。
マンガにしろ、小説にしろ、優れた作品は
一から十まで全部説明しないんです。
描かれていないキャラの心情とか
何をカッコいいと思うのか、とか
どうしてこのセリフを言うのとか。
読者が考える「余白」があるわけなんです。
これはいわば筆者からの問いかけ。
君ならこれ、どう解釈するの?って。
キャラクターの行動理解できる?って。
そこで読み手は想像の翼をバッサバサと広げる。
一生懸命脳を使って考えて、考えて
自分なりの答え(仮説)を出すわけだ。
自分の解釈と物語の世界が一致したときの喜びは
ちょっと筆舌に尽くしがたい。脳が蕩ける。
ああでも、注意したい所がひとつあって。
解釈に完全な正解なんかないってこと。
たとえば同じ小説を友達と読み込んだとして
自分の解釈と、友達の解釈が違っていたとしても
「俺が正しい!お前のは違う!」みたいに
意固地に、ムキになんかならないでさ。
「そういう捉え方もあるよね」って
認める度量みたいなものが大事なのかなって。
読み手の数だけ解釈があるんだから。
まぁ、これは読書ガチ勢の楽しみ方。
めちゃくちゃ深く読み込まなければならないし
なんなら筆者の過去作まで網羅する必要もある。
ちょっと一見さんにはできない読み方、だよね。
この辺が「読書はハードルが高い」って
敬遠されがちな所だと思うんだ。
まぁ、その通りだけど。
そこでだ。
最近はYouTubeで
人気作品を考察する系の動画が流行っている。
それを見て、「すごい!確かにそうだ!」って
解釈を共有して楽しむのもアリだと思うわけさ。
これは別に作品を深く読み込まなくてもいいし
非常にライトに作品に向き合える。
現代は膨大すぎる情報にまみれて
やることが沢山ある(ように錯覚してる)時代。
そういう時短的な楽しみ方は大いにアリ。
むしろ私もよく活用している。
好きな作品の答え合わせ的なものとしてね。
・・・
まとめると。
読書がもっと楽しくなる読み方として
・作品にツッコミを入れながら読む
(作品と対話しながら読む)
・考察系動画を見てから読む
(ネタバレ上等な人向け)
このあたりを、試したことがない人は
やってみると楽しいのかなって思いました。
最後に。読書+珈琲は最高の組み合わせ!
ゆえにスタバは私の憩いの場。
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