やる気スイッチdeダイエット
私たちは、やりたくないことでも
やらねばならないときがあります。
二度寝の誘惑を振り切って成す早起きとか
お腹いっぱいに食べた直後の食器洗いとか
お風呂に入ったばかりなのに買い出しとか
お金のためだけの仕事とか
痩せるために我慢するとか
「うわーやりたくない・・・」
と本心が漏れ出すと同時に
「でも、やらなきゃな・・・」
別の本心がなんとか食い止めようとする。
まさにそれがやらねばならないときです。
そんなときに私たちはスイッチを持っています。
それがやる気スイッチ。
そのスイッチをポチリと押せばあら不思議。
重い腰がのっそりと持ち上がって
行動に移せるじゃあーりませんか。
みんな、持ってますよね。
『しゃーない!やるか!』ってスイッチ。
学生時代に宿題を「よし、やるか!」と
決めて読んでいたマンガを勢いよく閉じた瞬間に
「アンタ宿題やったの!?」
と隣室の親から粉々に破壊されたことがある
あの、やる気スイッチです。持ってますよね。
そんなやる気スイッチですけど
当然ながら種類は一つだけじゃありません。
「やりたくない度」が高いものほど
やる気スイッチは非常に押しづらくなってます。
たとえばほら、筋トレとか。ダイエットとか。
そういう継続しないと効果がない系は厳重。
セーフティロックを解除して、指紋認証をして
指さし確認をして力強く押し込まないことには
そのやる気スイッチは押せない。めんどいやつ。
しかもそれ、毎日押すとなったら気が遠くなる。
(うーん、今日はいいかな)ってなっちゃうよ。
で、今回はそんな厳重なやる気スイッチの
仕組みを理解することで
簡単に押しやすくするって話です。
結論から言ってしまうと
厳重だったらシンプルに変えればいいんです。
・セーフティロック
・指紋認証
・指さし確認
この面倒くささを実際のダイエットに変換すると
・セーフティロック→スポーツクラブに入会
・指紋認証→効率の良いトレーニングを教わる
・指さし確認→器具が空くのを待って使う
こんな感じです。
本格的にダイエットをしたいと思って
スポーツクラブに入会してみたはいいものの
意外にやることが多くて通う足取りが重くなる
なんてことはよくある話です。
そりゃ毎回やる気スイッチも押せなくなります。
なので、これらをとっぱらってしまいましょう。
こんな工程なんてポイですよ、ポイ。
スポーツクラブなんか入らなくていいし
その道のプロに指導も受けなくていいし
ガッチャンガッチャンする器具もいらん
歩けばいいんですよ。
歩くだけならスイッチ押しやすいですよね。
っていうか意識しなくても毎日歩いてるし。
歩くに関してはやる気スイッチなんて不要。
なので、ここは目的を持った散歩とか
できたら軽いジョギングが望ましいです。
でもまあ、無理せずに。
とにかく、ダイエット系の継続が必要なものは
やる気スイッチが毎日押しやすいことが肝要。
で、大事なことがもう一つあります。
それはスイッチを押す力。
いくら押しやすく環境を整えたとしても
スイッチが硬くて押せないってあるんですよ。
硬いスイッチを押すには相応の力が必要になる。
その力の源はなにかっていうと
モチベーションです。
たとえば「漠然と痩せたいなぁ」って人と
「あと10日で絶対3kg落とす!」って人だと
ダイエットにかける意気込みは大分違いますよね。
「10日で3kg落とす人」なら硬いスイッチだって
軽々押せてしまうでしょう。
こんな人は高いモチベーションがあるわけです。
で、高いモチベーションを発揮するためには
それなりの動機が必要となります。
・せめて腹周りの肉を落としたい
・お気に入りの服を着こなしたい
・っていうかモテたいんだよぉ!
私は二十歳のころとにかくモテたかったので
とんでもないモチベーションを持っていました。
毎日、腕が上がらなくなるまで腕立て伏せとか
指立て伏せを行いました。腹筋とスクワットも。
毎日一時間、汗まみれになりながらの肉体改造。
それを半年も続けた結果、バッキバキの身体に。
残念ながら急激にモテるはなかったんですけど
自分の努力が身体に反映されるのを実感すると
自信が湧きました。やってよかったです。マジ。
話が長くなってきたのでまとめると
・工程を減らす
・モチベーションを上げる
この二つを意識することで
どんなやる気スイッチだって押しやすくなります。
さあ、楽しいスイッチライフを。
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