ダイエットでふと思ったこと
先日嫁とサウナ(スーパー銭湯)に行った。
心身共に“ととのった”私は体重計に乗った。
マイナス5㎏・・・!
二か月前からゆるいダイエットを始めたが
確実に成果が出ているではないか。
天を仰いでガッツポーズ。全裸で。
脱衣室にいるおっちゃんの視線が痛いが
そんなことは些細な問題だ。
次の健康診断までこの体重を維持すれば
私の勝ちなのだから(健康的な意味で)。
そんな私はダイエットという言葉に敏感だ。
noteでも「ダイエット」という単語が
ひとつあるだけで記事を読んでしまう。
記事を読むのも良いが生の声はもっと良い。
会社でダイエットが得意な同僚を捕まえては
あれこれ痩せるポイントを教えて貰っている。
だがダイエットの話を聞いていると(おや?)
と思う場面に出くわすことがある。
受け入れやすいダイエットの話と
受け入れづらいダイエットの話があるのだ。
たとえばこれ
「私も今やってるダイエットだけど
なんと一週間目から効果が出たのよね」
こんな話をされたら
「ぜひ、聞かせてください!」と
グイグイ詰め寄って聞きたくなってしまう。
これは受け入れやすい話。
一方こちらが受け入れづらい話。
「〇〇ってダイエットは知ってる?
今話題のやつ。すごくいいらしいよ」
こんな話をされても
「そうなんだ。今度調べてみるね」と
いまいち乗り気にならない。
同じダイエットの話を扱っているのに
受け入れやすい話と
受け入れづらい話が存在する。
この違いは一体何なのか?
結論から言ってしまうと
前者は実体験をベースにした話。
後者は聞きかじっただけの話。
モテない男が「女ってのはなぁ・・・」と
語ったところで誰も聞いてくれないのと同じ。
語る人が経験済みか、それとも未経験かでは
話の厚みが天と地ほどまで変わってくる。
つまり、話というのは
語る人によって説得力が段違いになるもの。
自分ではまったく未経験なのにもかかわらず
誰かから聞いた知識を鼻高々に披露するのは
もはや押し売り。知識の押し売り。
格好いい成功事例なんかなくていいから
あなたの体験をあなたの口から聞きたい。
私たちが知りたいのはそこんとこなのだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?