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今月のコエルワ【12月号】

みなさんこんにちは!広報の太細です!
クリスマスも過ぎ、今年も残りあとわずか。
今日が仕事納め、という方も多いかもしれませんね。

この後は大掃除や帰省など、年越しの準備も大詰めに入ると
いったところでしょうか?私にとっては、年内最後となる
「月報12月号」をお届けすることが、今年最後の重要任務です!
2024年、みなさんそれぞれにやり残したことが無いよう過ごしましょう!

それでは、12月号スタートです!


冬のまなび場がはじまりました!


今年、グッドデザイン賞を受賞した次世代型出張スクール「まなび場」。
学校の冬休みに合わせて、この年末は美幌町に、年明け6日からは上士幌町にお邪魔します!

26日に初日を迎えた美幌町では、会場に来てくれたみんなと一緒に、
楽しみながらも真剣に「未来の自分と社会」について考えました!

受験生にとっては、大切な追い込みのタイミング。先輩たちと一緒に受験勉強に励むのはもちろん、対話を通じて気持ちを高めることも重要になるかと思います。
受験生に限らず、年末年始で気持ちが新たになるタイミング、ワークショップや大学生のプレゼンテーションで学びを得て、新年の目標などが見つかるといいなと思います!

北海道NPOファンド主催「体験格差の現実と未来」に登壇

札幌市にて北海道NPOファンドが主催するイベントに代表阿曽沼が登壇してきました。

公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン代表理事、そして『体験格差(講談社現代新書)』の著者・今井悠介さんの基調講演の後、NPO法人こども共育サポートセンター代表理事・長江孝さんとともに、北海道における体験格差の実状と取り組みについてディスカッションさせていただきました。

「そもそも『格差』とはなにか?」「『格差』と『ちがい』の違いはなにか?」、北海道の各地域へ足を運び、子どもたちや自治体の皆さんとお会いしたり言葉を交わし合うなかで抱いている、『格差』が上下関係で語られることへの違和感などをお話ししました。

会場に来られていたみなさんともワークショップ形式で意見交換をしたり、オンラインでも多数の参加者がいらっしゃったりと、貴重な機会になりました。

JANPIA主催イベントに登壇

休眠預金等活用制度でご支援いただいている
日本民間公益活動連携機構(JANPIA)が行うイベントに代表阿曽沼が登壇し、
活動の報告などをお話しさせていただきました!

登壇後には弊社を資金配分団体として選出してくださっている
北海道NPOファンドの方から、
これまでの取り組みについて涙が出るほど嬉しいコメントも…!

参加されていた多数の方からもお声がけいただき、学びの多い機会となりました。
関係者の皆様、ありがとうございました!

ミラスキSHOWCASE開催!4か月間に渡るプロジェクトの最終発表会が行なわれました!

札幌市立高校8校の生徒たちを対象に行っているアントレプレナーシップ教育プログラム『ミラスキ』(正式名称:「ミラスキ2024(Future Skills 2024 U-18)」)。

今月8日、最終発表会にあたる『ミラスキSHOWCASE』を開催いたしました!

高校生は、2DAYsイベントから約4か月間をかけて考えたビジネスプランをグループごとに発表。グループは、教育、ファッション、音楽、漫画、旅行、自然の6チームです。

発表順は、“ガチャガチャ”で決めました!
高校生はもちろん、会場にいた審査員、参加者、運営スタッフもどのチームから発表するかわからずドキドキ…!そしていよいよ発表がスタートです。

発表を見守る審査員には、1DAYイベントや2DAYsイベントで、起業家のセンパイとして来てくださっていたゲストの方々をお招きしました。

そして、『ミラスキ2024』優勝を飾ったのは・・・

★漫画チーム★です!!!
漫画チームのビジネスプランは、言葉だけでは伝わりにくい体験や経験を漫画におこして記念日などの特別な日にプレゼントできる、顧客と漫画家を繫げるサービスを考えました!

また、午後からはミラスキ全体を振り返る「すごろく」を作成し、ミラスキ2024は幕を閉じました。ミラスキに関わったすべての方々に感謝を伝えるとともに、約4 か月間走り切ってくれた高校生のみなさん、本当にお疲れさまでした!

北海道内向けに、当日の様子が放送されました!


ミラスキ最終発表会の様子は、北海道のローカル局より取材を受け、
放送していただきました!
こちらのサイトからニュースの映像をご覧いただけます!

高校コーディネーターとして、ユニークな取り組みも実施中!

弊社では「高校と地域をつなぐコーディネーター」として、
札幌市立高校の教育活動の支援も行っています!

札幌啓北商業高校ではプログラミング授業を


札幌啓北商業高校では、
プログラミングの基礎を学び、実際にコードを書いてみる、など
パソコンを利用した実践的な学びの授業を実施しています。
そうした中、今回のテーマは「インタビュー講座」でした。

プログラミングとインタビューって、関係あるの?
と、思われるかもしれませんが、
これは、将来仕事の依頼をもらった際に
お客さんの要望や課題を聞き出すための方法を学ぶために
重要なテーマとして設定しました。

今回は、校長先生や教頭先生など、教員が「お客さん」役となり、
生徒たちがインタビューを実施する形で授業を行いました。

ここで学んだインタビューの技術を
ぜひ、将来に活かしてもらえたらと思います!

札幌大通高校では、「まなびのひろBAR」が1日限定でオープン!

先月号で準備中とお伝えした、
生徒の進路やまなびを支援する活動「まなびのひろBAR」。
飲み物とお菓子を片手に、私たち大人と生徒たちが対話するという、
新スタイルでの指導プロジェクトです!
今月23日に、札幌大通高校の教室の一角を借りて実施しました!


事前に生徒から貰ったアドバイス通り、炭酸飲料やココアに加え、
紅茶やフルーツオレなども準備。


「ふらりと立ち寄り、リラックスした雰囲気で学校生活や進路についてお話ししてもらう」というコンセプト通り、和やかな雰囲気で話も弾みました!

「EPS for HighSchool」を活用した授業を道内の学校で!


経済産業省による令和5年度「探究的な学びに資する民間サービス等 利活用促進事業費補助金」の補助事業者として採択を受けたアントレプレナーシップ教材「EPS for HighSchool」を活用した取り組みも定期的に実施しています。

今月は、札幌市にある札幌国際情報高校と、森町にある森中学校を訪問。

森中学校では、2年生72名を対象に「失敗を捉え直す」というテーマの授業を行いました!

世の中にある「失敗がきっかけで生まれたモノやコト」に関するクイズや、
「友達の失敗をみんなでポジティブに言い換える」などの学習を通して、
「失敗」に対して多角的な視点を持つためのトレーニングを行いました。

そのうえで、「失敗するのは、挑戦した証拠。
大切なのは、失敗したときにポジティブに捉える環境を
みんなでつくることだ」という考え方を持ち帰ってもらいました。

生徒たちからは、
「次からは失敗を恐れないで挑戦しようと思えました!」

「普段の何気ない挑戦も、自分の夢を叶えるのも、
仲間とならできそうだなと思える授業でした!」

「失敗を怖がらないでいろんなことに挑戦して自分なりに成長していきたいと思った!」

という前向きな感想のほか、

「講師の話し方がフレンドリーで授業に入り込みやすい雰囲気だったので、 興味を持って楽しく真剣に参加できました!」

といった、嬉しいコメントをいただきました!

一方、こちらは大樹高校での授業の様子。

生徒たちからは、
「様々なところでアントレプレナーシップが使われていることがわかりました」

「めっちゃ面白い講話でした。いままさに自分が悩んでいるテーマが取り上げられていたのですごく参考になりました!」

「今後の働くことについて色々考えてみたいと思うきっかけとなりました。」

などの感想をいただきました。
生徒たちにとって、新たな視点を持つきっかけになればと思います!

上士幌高校探究授業は、最終発表会を実施しました!

先月から今月にかけて行った、上士幌高校1年生対象の探究授業。
2か月間の学びを発表する「最終発表会」を今月23日に実施しました!

「探究とはなにか?」という問いを考えるところからスタートし、
最後は自分たちが設定したテーマについて発表するという本プログラム。

その中で私たちが伝えてきたことは、
「すごいアイデアやプレゼンができることがゴールではない。
この授業で大切なことは、調べたことや考えたことをいかに自分の言葉で伝えられるかだ。」
ということでした。

以前実施した「中間発表会」では、発表した生徒たちに質問をすると、
「えーっと、ネットで書いていたことなので分かりません」と
返答するグループもありました。

しかし、このたび迎えた最終発表会では、
どのチームも「生徒が自分たちなりの言葉で話していた」ことが印象的で、
質問に対しても、投げ出したりせず、
苦労しつつも自分の言葉で一生懸命回答してくれました。

発表の様子も生徒一人一人が自分ごととして真剣に、
緊張した面持ちで挑んでくれていたのが素敵でした。


次年度も、今回の学びが活かせるように生徒の皆さんに寄り添っていきたいと思います!

「みんなのルールメイキング」
今月のイベントは岩手県大槌高校の志田校長をゲストにお迎えしました!

生徒主体で学校の校則を考えるプロジェクト「みんなのルールメイキング」。
弊社は、令和6年度 北海道・東北エリアの地域パートナーとして活動しています!

今月は、「岩手県立大槌高等学校の事例に学ぶ! 魅力ある学校づくりと生徒主体のルールメイキングの取組とは? 」というタイトルで、志田校長から事例をご紹介いただきました!

具体的な実践内容だけでなく、実践を通して生まれた変化や当時のリアルな思いも含めたお話はどれも印象的でした。
今回は、北海道・東北に限らず全国から参加者を募り、28名の教育関係者が志田校長の言葉に耳を傾けました。
中でも「ルールメイキングの取組にデメリットはない」という力強いお言葉には、参加者も私たちも勇気づけられました!

ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました!

イベント甲子園 中間報告会を開催しました!

今月はイベント甲子園の中間報告会を開催いたしました!
中間報告会では、TSP太陽さん、CCCMKホールディングスさんにもご協力いただきながら、年度内でのイベント実施に向けて話し合いを進めている4チームの予算を確定しました。

11月の月次レビューを経て、どのチームも詳細が細かく決まり、より深いプレゼンに繋がっていた印象です!年明けからは、集客や運営などイベント実現に向けて、動きを加速させていきます。

今月のコエルトークはアナウンサーからのお話!


北海道滝上町で実施中の放課後学習支援事業
「オンライン学習サポート」にて毎月開催している「コエルトーク」。

現役大学生や社会の第一線で働く大人など、
様々なゲストをお呼びして、その生活の様子や仕事のやりがいを伺う企画です!

今月は…わたし、太細がお邪魔しました!
3年前までテレビ局に務めており、現在もフリーアナウンサーとして
働いていることから、「アナウンサーのお仕事」をテーマに
自分の経験をお話しさせていただきました!

メインキャスターをしていたニュース番組について
知ってくれている生徒も多く、
番組制作の裏側の話やアナウンサーの日々の仕事について、
とても熱心に聞いてくれていることが伝わってきました!

「アナウンサーは用意された台本を
みんなに伝わるように呼んでいるだけなのかなって思っていたのですが、
自分でも企画して取材してすごいなと思いました。」(中2女子)
「アナウンサーの仕事にすごく興味を持ちました!」(中1女子)
「5分の特集記事のために10時間もかかることに驚きました」(中3男子)

…などなど、ここに書ききれないくらい、
生徒の皆さんから感想をたくさんもらいました!

テレビに出ていない時のことを知ってもらいたかったので、
こうした声を聞けてとても嬉しかったです。

来月も魅力的なゲストが登場予定!
今回交流してみて、生徒のみんなには色々なジャンルの話を聞いて
興味関心の幅を広げてもらいたいなと、心から思いました!
次回もお楽しみに!

今月のきっかけプロジェクト

体験奨学金制度「きっかけプロジェクト」。
12月は、新たに4つのプロジェクトが採択されました!その概要をちょこっとご紹介!

採用プロジェクトについて

〈プロジェクト名:地域の案内マップ・配布プロジェクト〉

  • 福島県白河市 高校1年生 ほか

  • 白河市に移住体験ツアーで来ている方々に、地域の案内マップの作成に挑戦しました!試作品が高評価だったため、より本格的なマップを作り、多くの人達に届けたい!

〈プロジェクト名:三段峡・太田川流域研究会さんの活動見学〉

  • 広島県大崎上島町 高校2年生

  • 自然や生き物への関心を持つ人が一人でも増えるため、環境教育を学びに三段峡・太田川流域研究会さんの見学を申し込みました!地域を巻き込んだ自然活動をどのように実践しているのか学びます!

〈プロジェクト名:雪国を体験してみたい!!〉

  • 和歌山県美浜町 高校1年生

  • 雪があまり積もらない和歌山県。人生で1回は埋もれるくらいの雪が積もった場所へ行ってみたい!そのため、北海道美幌町に行き、雪かきボランティアを通して、雪体験をします!

〈プロジェクト名:スキー体験をリーダーとして引っ張りたい!!〉

  • 京都府京都市 小学5年生

  • 幼い頃の雪遊びをした楽しい記憶をきっかけに、今度はスキーに友人と挑戦したい!そんなチャレンジをリーダーとして引っ張ってみたい!

福島県からは、結果通知に喜ぶ様子の一枚も届きました!

今回は自然体験にまつわるプロジェクトも多かったですね!それぞれ安全にはくれぐれも気を付けて、いっぱい楽しみながら、いっぱい学びを得る体験にしてほしいと思います!報告会を楽しみにしています!

教育長対談第二弾!南幌町の新たな教育に迫りました!


北海道の地方自治体が「教育」をキーワードに、どのような課題や危機感に直面し、
それぞれどんな取り組みをしているのか、また、
それぞれの教育長が町や子どもたちにどのような願いを抱いているのかを、
CEOの阿曽沼が伺う「教育長対談」企画。

第二弾となる今回は、北海道南幌町の西田教育長のもとを訪れました!

全国一位の人口増加率を記録し、
子育て世代の移住促進で注目を集める南幌町ですが、
昨年、町唯一の高校が閉校になりました。

「まちの外に出ることも含め、子どもたちが自ら選んだ道を応援する」という
理念を掲げるに至った背景や、そこにある想いをうかがいました。

また、南幌町では義務教育の在り方を模索する中で
『施設分離型の小中一貫教育』を導入することを決定。
この選択をした理由もお話しいただきました。

ぜひご覧ください!

コエルワラジオ、ディレクターからのメッセージをご紹介♪

今月はVol.41〜Vol.43まで配信しました!

月報11月号にて、ディレクターのふみかが、たくさんのお便りに「紹介しきれないよ~」と嬉しい悲鳴をあげている!とお伝えしましたね。

今回は、そんなディレクターのふみかからコメントをもらってます!

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ディレクターのふみかです!
いつもコエルワラジオを聴いていただきありがとうございます!  

前月に引き続き斜里町での深夜の収録、それからミラスキに参加した高校生と一緒に収録したり、ひとり収録をしたりとバリエーション豊かな12月になりました。

今月のお便りテーマは「今年の振り返り」。ラジオのお便りをきっかけにそれぞれが自分の一年を振り返る機会にもなったらいいな…!という背景でした。

ところで、お便りっていわれるとなんとなくハードルが高いですよね。内容が通じなかったらどうしよう、つまらなかったらどうしよう、いやいや書くことないよ…!なんて声も聞こえてきそうです。

必ずしもパーソナリティへの質問がなくてもいいですし、「意味のある」ものでなくてもいいと思っています。日々感じたことや日常の風景を、そのまま垂れ流してみてください(笑)!

みなさんからのお便りが、私を含めリスナーのみんなの日常をちょっと彩ったり、なにかを考えるきっかけになっています。

これからも一生懸命制作していくので、コエルワラジオをよろしくお願いします!

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年末のご挨拶


毎月更新してきた「今月のコエルワ」、いかがだったでしょうか?

各項目の文量はそこまで多くないはずなのですが…
それでも毎月ボリューム満点になるのがお決まりとなり、
読者の皆さんも、最後まで読むのが大変だったのではないでしょうか!

今年、会社名と体制を新たにして動き出した私たち。
多彩なパートナーと手を取り、様々な場所で
新たな一歩を「こえる」ために全力を尽くしてきたことが、
この月報を通じて少しでも伝われば、嬉しい限りです。

2024年も、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
どうぞよいお年をお迎えください!

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