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旅の途中

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時々、思い出した旅の記憶をエッセイとして残します。
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2019年8月の記事一覧

日本の常識が全く通用しないエチオピア その2

前作の記事は下のリンクより↓ 【人混みを掻き分け、紙を持った人達が階段の方へ向かっていく…

小松航大
5年前
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日本の常識が通用しないエチオピア その3

【終わった。ここで今日中に書類にスタンプを貰わないと、ケニアへのフライトの日までに出国VI…

小松航大
5年前
4

日本の常識が通用しないエチオピア 最終章

その1はこちらから↓ 【はしゃいで喜ぶ僕達に、待合室で待っていた人達が訳も分からず拍手を…

小松航大
5年前
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犯罪者と同じ車に4時間半。

人混みの中を抜けていく。 大丈夫、場所は頭の中に入ってる。 ここはアフリカ三大凶悪都市と…

小松航大
5年前
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マサイ族の家畜マーケット

男が振り上げた鞭の先は燦々と輝く太陽に隠れて姿が見えない。バチンッッ!!次の瞬間荒野に乾…

小松航大
5年前
7

マサイ族の家にホームステイ

マサイ族の青年と仲良くなった詳細↓ 「家ってほんまにこの先にあるん?」 これから僕を家に…

小松航大
5年前
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やっぱりマザーテレサはすごい

「俺、スラム街出身なんだ」 ケニアの首都、ナイロビの街で出会った21歳の青年は、赤信号で止まる車の間を器用に通り抜けながら僕の方を振り向いてそう言った。それもただのスラム街ではなく、100万人が住む世界最大のスラム街、『キベラスラム』だ。 「そうなんや」 僕も口に手を当て、充満する排気ガスに咳き込みながら同じ様に通り抜けて、言葉を返す。 彼は今日の予定は夕方プールに行くだけだと言う。アフリカには泳ぎ方を全く知らない人が多く、彼もその1人だ。今は全く知らないが、頑張って覚え

アフリカ縦断鉄道旅1日目

あれ、お前昨日ザンジバルにおったよな? その若い男は食堂車両の一席に座る僕の顔を指差しな…

小松航大
5年前
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アフリカ縦断鉄道旅2日目

目の前で派手なジャンパーを羽織った40代ぐらいの男性が唾を飛ばしながらスワヒリ語で何かを叫…

小松航大
5年前
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アフリカ縦断鉄道旅最終日

窓の外は空が三層に分かれて赤くなっている。時計の針は19時を指している。ルームメイトの2人…

小松航大
5年前
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監獄の様なアフリカの列車の中で

アフリカで長距離鉄道に乗るのは2回目だ。 時刻は夜の7時。辺りはもう真っ暗で隣の人の顔も見…

小松航大
5年前
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