今週のアニメ業界関連ニュースまとめ 2023/3/28 #86
クリエイティブよりも、ビジネス関連強めのアニメニュース・記事をキュレーションしています。
アニメジャパンも開催され、多くの新作発表がありました。また、第1回目となる新潟国際アニメーション映画祭も開催されました。こちらも盛況だったようです。コロナ禍も落ち着いてきたので、リアルイベントの復活は歓迎すべきことですね。
アニメ監督 渡辺信一郎が驚愕「口パクだけの原画が100枚」海外アニメーターとの仕事
第1回新潟国際アニメーション映画祭で渡辺信一郎監督の『A Girl meets A Boy and A Robot』と森田修平監督の『弦の舞』が上映され、トークも展開されました。海外なくして日本のアニメは成り立たないので、クリエイティブサイドからの発言も重要です。
「アニメーションと女性」米国プロデューサー、日本の研究者、作家が現状の問題点と未来に向けてトーク
こちらも「新潟国際アニメーション映画祭」の記事です。作品の上映のみならず、こうした啓蒙的な論議の場もあり、とても有意義な映画祭だと感じます。「ステレオタイプに描かれ、性的に消費される少女、そして女児や保護者向けの自立した活躍する女の子と、少女表現の二極化」とは、その通り。日本のアニメの特色ですが、前者はやはりニッチなポジションになりつつあるかなと。
包括提携から「ULTRAMAN」まで、I.Gが語ったNetflixと歩んだ5年間
『I.Gの側からは、Netflixに「何か壊して欲しい」ということを求めているのだという』。製作委員会方式で主導を取ろうとすると、多額の出資を求められるので、制作会社の立場からするとやはり苦しいです。現状打破を求めるのは妥当ですね。
『AnimeJapan 2023』に先駆け『第6回アニメ化してほしいマンガランキング』トップ10を発表
『ハイパーインフレーション』がトップとなりました。全体としては女性向けが強い印象です。ファンの熱量も、現在は男性よりも女性の方がホットなのかもしれません。
共産党の応援に「アンパンマン」あらわれた、動画が物議…権利者「政党や政治活動への許諾してない」
「政党や政治活動」というよりも、単に無許諾で展開された権利侵害ですね。弁護士ドットコムの記事なので、もう少し権利的に突っ込んだ見解がほしいです。著作権や商標権など様々な権利が絡んできますし。
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