フラ⭐︎スマイルの源は、アロハな心から。
アウトドアフィットネスクラブでHulaクラスを受講し始めてから、かれこれ10年以上になります。指導してくださる先生のハーラウ(教室)に本格的に入門していないのですが、フラソングの内容やハンドモーションの意味を通して、マイペースながら、ハワイの文化に触れることが出来る、かけがえのない時間になっています。ハワイは、日本と同じく多神教で、自然への畏敬の念が神話になっているところは、踊っていても心情が想像しやすく、共通する感覚があります。
なかなか馴染めなかったのが、踊る時に必須のスマイル。先生が口をすっぱくして「Smile!Smile!」と声をかけてくださいます。。。最初はぎこちなさ満点でしたが、10年でようやく恥ずかしさも薄れ、だんだんと自然な雰囲気になってきてる気がしています。最近は、笑顔は一種類ではない!という課題に取り組んでおります笑。フラの歌に出てくるHawaii語のAloha❣️も、単に「こんにちは!」の意味だけでなく、愛や感謝など、たくさんの意味合いがあるのだと知ることができます。その気持ちを表情とハンドモーションで巧みに表現していく。。。日本人の私には、かなり難易度が高い表現ですが、それだけに得ることも多くて、心地よさを感じます。
先日、私の先生のクム・フラ(指導者)の来日公演を観に行きました。クムのご挨拶(スピーチ)に、"I Love You "が何度も出てきました。さりげなく、そして暖かく、すーっと心に入ってきて、染み入る言葉でした。日本人は、一生のうちに何回「あなたを愛してる」っという言葉を発するのだろう?と思うと、(どちらが良いという比較ではありませんが)表現の文化の違いっておもしろいですね。例えば、Hulaの歌に「風にハグされる」といったハンドモーションがあるのですが、日本は「ハグ」の文化が無いに等しいので、新鮮な感覚でした。日本人は「風に吹かれる」という言葉はよく出てきます。(私はその感覚も大好きなのですが)
話を元にもどすと、クム・フラの笑顔は、言葉通り”I Love You"。ALOHAでした。踊っている時も、お話している時も。日本人の特徴として感情を表情に出さないと言われていますが、言葉も同じだなぁっと。もしかしたら、私たち日本人にとっての「愛」は、おいそれと表現しないもの。。。なのかも(大切に思えば思うほど…気質として)。ハワイの方々にとって、「愛」を表現するって、そんな重い扉を開けて出てくるものではなくて、もっと身近で、カーテンを開けるくらいの感覚なのではないか?と、思ったりします。クム・フラの踊りからも、身体から愛が放出されている感じがする。クム・フラは御年83歳。当然、お若い時より身体も動かなくなっているのですが、醸し出されるAlohaに感動して、自然と涙がこぼれてしまうのです。
目指すは、クム・フラの踊りの様な音楽!演奏!愛が醸し出されるような。。。そのためにも、こらからも、マイペースながらも、Hulaを、Alohaを、愛を!学んで生きたいと思っております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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