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《note連投企画参加》仕事について話そう

noteの連続投稿チャレンジ3つめは、「仕事について話そう」。

私のメインの仕事は公立中学校の特別支援学級の支援員です。なんぼ程のものでもないのですが、こんな風に仕事をしている支援員がいてるよーということをお知らせできればいいかなと思います。

特別支援学級の支援員を始めたきっかけ

まず私は教員免許は持っていないし、教育系のカリキュラムも受けていませんが、こどもアトリエの講師として子どもたちと関わる仕事をしてきました。

前職を辞めてからしばらく仕事をしていない期間中(=キャリアブレイクと言うんですって!)に子どもアドボガシーについて学んだことで、「子どもたちがより良く生きていける社会をつくる」というのが私の人生の目標となり、支援員の仕事を始めるきっかけとなりました。

子どもアドボガシーについては、こちらの日本財団ジャーナルの記事が分かりやすいかと思います。

支援員の仕事内容

主な仕事は支援学級に在籍する子どもたちの通常級での授業に入って必要なサポートをすること(=入り込み)ですが、勉強だけではなく例えば食事のサポートやロッカーの整理整頓、自立活動など、学校生活全体のサポートも行います。

私は工作が得意なので、子どもたちのつまづきに合わせて、教材なども作らせてもらっています。子どもたちのできない・むずかしいや、先生たちのうまく伝わらない・困ったを、工作の力とアイデアで解決できたらいいなと思いながら、日々取り組んでいます。

「きもち」や「きぼう」の表現をサポートする
コンディションカード

支援員でありながら抱えている問題点

意味のある教材をつくるためにも、子どもたちそれぞれの特性について知識が必要ですが、支援員に対する研修は年に1回渡される数枚のスライド資料のみ。とんでも支援員が現れてしまうのは、資格や免許が無くても誰でもなれてしまうこと、そして入ったあとの研修体制が整っていないことにあると思います。

とはいえ、私がこの仕事に就くことができたのは資格や免許が必要なかったからな訳で…。自分に対してそういう引け目がどうしてもあるし、子どもたちにとって私の存在が苦痛だったら本末転倒なので、あらゆる勉強会に参加して知識をアップデートし、支援の引き出しを増やせるよう心がけています。(「支援員に意味のある研修を!」と声を上げる画策もしています…)

基本的に私の心は子どもたちに向いていますが、子どもたちにとって良い環境づくりをしようと思うと、学校の先生や保護者など大人に対するサポートも必要だということに気づかされます。

子どもたちにより良い社会を!と拳を突き上げ声高に叫んでいるだけじゃ、実際には衝突を生むばかりでうまくいかない。周りの大人の余裕を生むことで子どもたちに還元されると信じて、先生たちをサポートできる存在になることも目標にしています。

フットワークは軽く、外部とつながりを

昨年は、勉強会などを通して作業療法士の方々や特別支援学校の先生とつながりを持つことができました。自分ひとりではどうにもならないけど、さまざまな方面のプロの方とタッグを組んで、自分の得意を役立てながら仕事ができればいいなと思います。

さ!今日から始業だ!がんばるぞー


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