イーサリアムを利用したFFGs理論式金融経済圏の創発。アフリカで急成長の人間不在のBC保険システムの画期的な農業(火星移住計画の)
FFGps理論による金融経済圏の実験を現在思案中、なぜ我々がこのような思案をするのかと言うと世界の借金の天文学的多さである。日本は既に300%近い債務を抱え将来の子供達に債務を負わせている。個人の利益を考えるなら海外移住がベストシナリオだが、、
いずれにしても通貨危機になる前に別の方法で資産を防衛しなければならない。
そこで着目したのがイーサリアムの仕組みをFFGps理論で新たな価値創造を創発できないかと言うことです。 これはKS2から9までのミッションをする過程で資産を海外に移し替える効果がありますが、その時の決済方法としても有効です。
下記は事例ですので参考に
人間不在の「イーサリアム」経済圏 アフリカで急成長
ケニアの小規模農家はブロックチェーン技術を使った保険を利用している
ケニアのトウモロコシ農家ポール・キオゴラさんは、長引く干ばつにあえいでいた。「収入が途絶えてしまう」。不安を覚えていたとき、通知音が鳴った。スマートフォンを見ると不作を補償する保険金約1万6000シリング(約1万7000円)が振り込まれていた。
【「テクノ新世 理想を求めて」】
(1)AIに善意は宿るか 「ゴッドファーザー」が憂える数式
(2)夫婦の家事分担、不公平なくします 数理で導く「納得感」
(3)一日100錠、今日も私は若返る 人類寿命250歳への野望
キオゴラさんを救ったのは小規模農家向けの農作物保険の審査などを手掛けるエーカー・アフリカだ。衛星データから土壌の水分量などを測定し、不作になりそうだと判定すると申請を待たず保険金を振り込む。
この保険は支払いの判断から入金までをすべてアルゴリズムが自動処理している。ベースにあるのはブロックチェーン(分散型台帳)技術だ。「農業保険には農家と代理店の間に根強い不信感があった。だがブロックチェーンを使うことで、公正で透明性の高い仕組みが可能になった」とユアン・ウィラー最高経営責任者(CEO)は話す。
先進地はアフリカ
人間の恣意を排除することで、敏速で透明性の高い商取引を可能にするブロックチェーン。暗号資産(仮想通貨)の取引に使うイメージが強いが、いま経済活動の新たなインフラとして急速に進化している。その先進地がアフリカだ。
ナイジェリアの医療機器輸入会社グローバル・メディテック・サービシズは日本の西村医科器械(京都市)から中古の医療機械を輸入している。銀行を通さず、ブロックチェーンで与信する。1万3000キロ離れた見知らぬ同士の取引が、注文から10分で決済した。
歴史をひもとくと、経済活動は常に人間同士の信用を基盤にしてきた。西回りの交易路を開く航海を計画したコロンブスは当初、費用の調達に苦しんだ。だがスペイン王室が彼を信頼して出資したことで、1492年に船出できた。
「だが見たこともない相手を信用できない。テクノロジーが本来の信頼をもたらす」。ブロックチェーンを使った自動化プラットフォーム、イーサリアムの共同創設者であるギャビン・ウッド氏はそう言い切る。
2013年、当時19歳の若き技術オタク、ビタリック・ブテリン氏と共同でイーサリアムをつくった。誰にも変更や改ざんができないネット上の台帳に刻々と商取引データが記録されていく仕組みだ。精緻なシステムは既に彼ら開発者の手を離れ、自律的に作動を続けている。
ビッグテックへの対抗軸
アフリカ諸国がイーサリアムの利用に積極的なのは、「信用コストゼロ社会」が経済発展を後押しすると期待するからだ。
ケニアに拠点を持つコタニペイは公的な身元証明や銀行口座を持たない人々に決済手段を提供する。既にケニアやガーナの7000人が利用している。
アフリカでは就労者の多くが非公式な経済活動に従事しているとされる。新たな決済手段の提供はよるべない人々を包摂し、経済発展の力に糾合できる。
ブロックチェーンの経済圏(仮想通貨全体の時価総額)は約2.3兆ドル(345兆円、2月末時点)の規模に成長した。ビッグテックが情報と資金を寡占する既存のネット経済圏への対抗軸となりうる。
完全無欠ではない。16年にはイーサリアムのシステムが攻撃され、当時の価値で約65億円が流出した。その後もハッキングなど様々な混乱が生じている。
「(開発者である)私がもっと責任を持つべきだったのだろうか」。ブテリン氏は迷いの言葉を漏らす。人間不在だから安心という新しい経済原理は直感に反する。何に信を置くべきか、その答えを私たちはまだ手にしてはいない。
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