眠れない夜 - 雲を眺めるように思いを眺める。
今日も気の向くままに、ココロについてツラツラと。
眠れない夜シリーズ、ふたたびです〜。
現れるものに、争わない。
心が折れているとき、苦しいときというのは、いろんなことが次から次へと浮かんできますね。
マンガでよく頭を悩ませているコマを描くときに、頭の上に吹き出しがいくつも並んでることがありますが、まさにそんな感じ。
浮かんでくるものは、文字(ことば)、イメージ、音、といろいろでしょう。こういうのに追っかけられるような気になっちゃう。
消えて欲しいのに、消えてくれない。
こういう時は、おきていることに争うと疲れるだけ。
浮かんでは消えるものを、ただそのまま受け止めてあげるのがいちばんです。
思いは雲のように、浮かんでは消える。
私がお布団のなかでよくやるもう1つのエクササイズは、浮かんできたものをただ眺める、というやつです。眺めるのに、さっきの「ふきだし」をつかいます。名付けて「淳子流・ふきだし雲リラックスワーク」
【淳子流・ふきだし雲リラックスワーク】
1. 目を閉じて深呼吸を2〜3回。
2. 浮かんでくるもの(声、ビジュアル、音など)を、雲形の「ふきだし」でくるむ。吹き出しの、大きさ、形はそのときパッとでてきたものでOK。
3. イメージのなかで、その「ふきだし」をチョンとつっつく。
4. 次の思いがでてきたら、また同じように「ふきだし」に入れてあげて、つっつく。
5. 目の前が今度は「ふきだし」でいっぱいになったり、
「ふきだし」が変形したり、消えたりすることもあります。
そんなのも、そのまま、眺めます。
6. 適当なところで終わりにします。
※ 呼吸はできるだけゆ〜っくりと。途中でやめても結構です。
ワークをするのは眠る時でなくてもOK。その場合は、椅子にゆったりリラックスして座ってやりましょう。
やってみると面白いのですが、
いろんな思いに、それぞれなんとなく違う形の「ふきだし」があるのです。
ある日このワークをやっていたとき、
この「ふきだし」が雲のようにプカプカと浮きはじめました。
このとき、グルグルする思考は止まって、
「ああ、これ、空に雲が浮いてるみたいだ」という
次の思考が湧いてきました。
これもまた「ふきだし雲」に入れて、
また眺めていると「羊みたい〜」という思いが。
私が子供の頃は眠れない時は羊を数えろ、とよく言われたものです。
が、これで眠くなったことはありません(笑)。
でも、頭の中にいるたくさんの羊のイメージは、なんだかほっこりしたのを今でも覚えています。
あ、「ふきだし雲」の数は数えなくていいですよ。
ただ「ある」ことを眺めていればそれだけでいいです。
というわけで、今日のひとこと
数えない。眺める。
今日も読んでくださってありがとうございます。
自分にやさしくお過ごしください。