その気分の落ち込み、これが原因かも
気分が落ち込む、なんとなくスッキリしない、体がだるい、疲れやすい…
睡眠不足や過労、生活リズムや自律神経の乱れなどが原因でもそんな症状が出ますが、他にも原因があるかもしれません。
その原因のひとつは、貧血です。
貧血は、血液中にあるタンパク質であるヘモグロビンが低下している状態です。ヘモグロビンは肺で酸素と結びつき、血流に乗って酸素を全身に運んでくれています。
ではヘモグロビンが低下するとどのような影響が出るのでしょうか。
ヘモグロビンが低下すると、臓器や細胞が酸欠状態になります。これを補うために心臓は全身に血液を送ろうと頑張ってくれます。すると心拍数が上がり、動悸、息ぎれが出ます。そして疲れやすい、体調不良などの症状が出ます。顔色も悪くなります。
ヘモグロビンはセロトニンやドーパミンの合成にも関与しています。ヘモグロビンが低下すると幸せホルモンと言われているセロトニンが不足するので、気分が落ち込む原因にもなるのです。
貧血の原因は、ヘモグロビンを作れない状態にあること、ヘモグロビンがなくなってしまうことに分けられます。以下ヘモグロビンを補う栄養をあげてみました。
鉄分を補う食事
吸収率の高いヘム鉄:牛肉、カツオ、マグロなどの魚
吸収率の低い非ヘム鉄:大豆製品 小松菜、ほうれん草、ひじきなど
これらの食材に合わせて、ビタミンC を含む食材や橘類、酢の物を食べると鉄分の吸収が上がります。
貧血を放置している人を沢山見かけますが、貧血を改善することで体調が良くなることもあります。特に、長い間気分が落ち込んでいる方は一度貧血をチェックしてみると良いかもしれません。
どんな時も自分を大切に。
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