挫折が未来を強くする3つの理由
人生にはいつか必ず困難や失敗が訪れます。子供の頃に挫折を味わう人、大人になってから味わう人、それぞれいるでしょう。何を挫折とするかは人それぞれですが、私の挫折は、交友関係では小学校時代に経験したイジメ、勉強系では国立大学受験不合格でした。
子供の時期に経験する小さな挫折は、未来の成功や自己成長につながります。では、なぜ早いうちに挫折を味わっておくことが大切なのでしょうか?大人になってから挫折を経験する場合と比べてどのような違いがあるのかを書いてみました。
理由1.柔軟な思考と回復力が育つ
子供の頃に挫折を経験することで、問題を柔軟に考え、失敗を次の挑戦へと切り替える力が養われます。子供の頃はまだ自尊心が柔軟で、失敗の影響も深刻になりにくいように感じます。このため、すぐに立ち直る回復力を身につけやすいのではないでしょうか。
一方、大人になってからの挫折は、キャリアや人間関係に影響することもあり、色々なしがらみもあって…立ち直るまでに時間がかかる場合もあります。
理由2.自己理解と強い自信が形成される
子供時代の挫折経験は
「自分は何が得意で、何が苦手か」「どうなりたいか」「自分はどうしたいのか」
など、自己理解を深めて自分に合った方法で成長する土台を作っていきます。
小さな成功と失敗を積み重ねることで、自己への信頼が確立され、これが大人になってからのチャレンジに臨む力にもなります。
もし大人になるまで挫折を知らずにいると、初めての失敗で大きな自信喪失を感じ、立ち直るのに時間を要するかもしれません。
理由3.共感力と人間関係の築き方が学べる
子供の頃に挫折を経験することで、他の人の痛みや失敗への共感力が育まれます。その経験から人間関係を築く際に他者へ配慮ができるようにもなります。
ところが大人になって初めて挫折を味わうと、他の人への共感力や柔軟な人間関係の構築が難しくなる場合があります。
子供時代の経験は、温かい関係性を築くための基盤となっている人が多いのではないでしょうか。
挫折や失敗は「失敗」として捉えるのではなく、次の一歩へとつながる成長のステップ。早くから挑戦し、乗り越える力を養うことで、大人になって強く柔軟な心を持つための準備が出来ます。
挑戦を恐れず、自分の気持ちに正直に行動することは、結果として自分を大切にすることにも繋がるのではないでしょうか。
今月、あと一つ二つ挑戦してみます!またnoteでお伝えできたら、と思います。