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不登校息子の自己肯定感を高めた方法とは


不登校以前から、息子は他の子供と比べると自己肯定感が低いのではないかと普段の行動や言動から感じていました。そして、この子はこのまま大人になっても大丈夫かと不安だったのです。

自己肯定感とは、自分自身を価値のある存在として肯定できる感情のこと。 他人からの評価ではなく、自分が自分自身をどう捉えているかによって決まる感覚です。 自己肯定感は、自尊心、自己存在感などと同じような意味として用いられることがあります。

そんな不安の中、息子は中1で不登校になりました。小さい頃から癇癪持ち、発達障害も疑ったこともあります。暴言や暴力もたまにあり息子は育てにくい子供と思っていました。

私や家族に育てにくい子供とレッテルをはられた息子は、自己肯定感が低くなっていったのかもしれません。
もしかしたらその前からすでに低ったのかもしれません。


私はシングルマザーでの子育てを長年してきました。
1人で父親と母親になると頑張りすぎ、息子を厳しく育て、息子がどんな大人に成長するのかは私の育て方次第だと思い込んでいました。
私の心にはゆとりがなく必死だったことも原因だったのかもしれません。

そんな過去もあり、息子の自己肯定感が低いのは私の責任と感じるようになりました。だから私が息子をどうにかしなければならない、どうにかしてあげたかったのです。


自己肯定感をあげる方法がわからなかった

不登校になってからは不登校に関する書籍をよんだり、ネットで探したり、いろいろ調べました。そしてやっと息子の自己肯定感を高める方法を見つけたのです。見つけたと言っても、これなら出来そう!やってみよう!と思いました。

他の子供にもそれが有効かはわかりませんが、その方法は息子には合っていたようで少しづつ自己肯定感が高くなっているのがわかりました。

自己肯定感を高めるために私が息子に対してやってきたことがいくつかあります。それをひとつづつ書いていこうと思います。
その前に、自己肯定感が少しづつ高まりだした息子はこのように変わっていきました。


自己肯定感が高くなっていった不登校息子はどう変わったのか

自己肯定感を高めるために私は息子に対して毎日いろいろと働きかけを行ってきました。その結果、早いものでは数日で息子の様子が変わっていったのがわかりました。

●笑顔が増えた●
テレビをみて笑うようになった。家族に笑顔を見せるようになった。
不登校になってからは笑うことはなくなっていった息子。笑顔も笑い声もなくなっていたがこの頃から笑顔が増えていった。

●私や家族に息子から話しかけてくるようになった●
不登校になってからというもの、息子から誰かに話しかけることはなくなっていた。用事がある時のみ会話していた。しかしこの頃からは、たわいもない会話を私や家族とできるようになっていた。
●ゲームやスマホ以外のことに興味がでてきた●
ゲームかスマホが一日中手放せなかった息子だったが、この頃からは『ゲームやスマホ飽きた』『暇だ』というようになった。
そのうち漫画本、筋トレ、ウォーキングやジョギング、世の中のニュースに興味を示すようになった。
●自宅から一人で出られるようになった●
それまでは誰かと一緒ならなんとか外出ができていたが、この頃から一人でも外出できるようになった。コンビニやウォーキング、床屋にも行けるようになった。

このように自己肯定感が高まってきた息子は今までとは変わり始めました。

それでは私がどんなことをして息子の自己肯定感を高めっていったのかをお話ししていきます。


私はどんな方法で息子の自己肯定感を高めたのか


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