ワコール問題。

早々から2件目、失礼します。
今回、私がnoteをはじめようと思ったきっかけとも言えるニュースが、ワコールの指針変更でした。
最近、こういうニュース多いなとは思ってましたが、私自身の性別が女性であり、福祉従事者であり、下着の購入をする可能性があるetc.....黙っていられませんでした!!

まだこちら、考えている途中でもありますので、現段階で感じたことです。今後2転3転どんとこい!

ニュースを知らない方のためにもざっくりと説明しますと、ブラジャーといえば!のワコールさんが、店舗で女性以外にも販売&試着をOKする!車椅子ユーザー等の人にも使いやすい店舗にする!というお話です。
会社としては、LGBTなどのジェンダー問題+車椅子ユーザーなど含んだ「ユニバーサルデザイン」のような感覚なのかもしれません。知らんけど。

が!しかしな!ユニバーサルデザインって 誰 も が ハッピーな工夫なんですよ!例えば、シャンプー&リンスのボトル。目が見えない人でも目を瞑って洗うタイプの人でも、シャンプーのサイドにはギザギザがついてるとか。駅の段差が少ないとか、駅にエレベーターがあるとか!ね!
あって助かる人もいて、使わない人には無害で、使うか使わないか選べるものも多い。私の中ではユニバーサルデザインってそういうイメージです。だからこそ、バリアフリーと言い換えられることがあっても違和感がないんです。

店舗の通路が広くなることは、全員にとって魅力的なことにも思えます。杖をつきながらでも、車椅子でも、通りやすい。健常者でもすれ違いやすい。お互いwin-winな感じしません???
が、もうひとつのところですよ。
ジェンダー問題!たしかに、体と心の性が一致しない人が増えていますよね。どんな生き方をするのも認められる、それはとても素敵な変化だと思っています。その一方で、それらの病を利用する人もいる。女装を楽しむ男性もいて、こっそり下着をコレクションすることで安定する男性もいて、勝手にやる分には目を瞑っていられる。が、自分が被害者となる可能性を感じると、目を瞑っていられない。

そりゃそうなんですよ、男性が手にしたブラを購入したくないですし、そういうものとわかって購入するならまだしも、通販で買っても店舗の在庫が届くかもしれない。ましてや、試着室ではそのブラを試着するだけではなく、性器に触れているかもしれない。そりゃ嫌ですよね。だって、選べないもん。
でも、女性用下着を買いたい男性からすればハッピーでしかない。店舗で購入する権利も試着する権利もgetできます。多方面で無害なら良かったねで済むこと。

でもこのお話って、会社が、提供する側が、工夫できることが他にもたくさんあって、それらの工夫はしないけど、今までの形をガラッと変えたことによって困る人や不愉快になる人が多くいて、そこは見てないふりをされている。じゃあ今までのファンやお客さんは「今まで通り」に使用や利用ができるのかとなると、そうでもない。その時点で、ユニバーサルデザインではありませんね。誰もがハッピーじゃないもん。
でも、ハッピーになる人もいるじゃん!って声も上がるんですよ、それもわかる。だけど、そのハッピーが誰かの不幸の上に成り立ってるかもしれないわけで。それがないと生きられないのかとなると、そうではなくて。

そもそも、もし私が心がメンズで体がレディーだったら。男らしく見える服装や所作は目指すし、すると思うし、学んで、男の人を意識して生きていくと思うけど、わざわざ銭湯に入りたいとは思わない気がする。心身の不一致で傷つく言葉をかけられることも多かった中で、いろいろな思いをして、だからこその思いやりも芽生えるだろうし。
これはジェンダー無関係に、人としてというか、私の感覚ですけど…自分の行動によって誰かに迷惑をかけてしまうとか誰かを傷つけてしまうとか怖がらせてしまうとかそういう可能性があることをしたくないと思う。こういう世の中だからこそ、尚更。

そう考えていくと、ワコールは誰に対して優しい世界になったのかよくわからない。
ジェンダーの当事者で、今回の一件を喜んでいる人に出会えてないからそう思うのかもしれないけど、病気や社会問題を利用して狡を働いている人や病気のふりをして性癖を満たしている人が生きやすくなった印象がある。それだけならば、ここまで騒ぎにならなかったと思うんだけど、それにプラスして
健常者女子(多数派の意味)への軽視とも思える対応、欲しているなんて言っていないのに君のためにこうしました!とも言いたげな伝え方をされたジェンダーや女装している人への突然の飛び火、多方面への侮辱&謀言etcにも捉えられる言葉選び&視点も原因であろう。

私としては、病気や障害を理解するきっかけの多い世界であったらいいなと思っています。でも、理解したら必ず受け入れなければならないわけでもないと思っていて、「そういう人もいるよね」って思える社会ならいいのにねって考えてる。

2000字超えた挙句、まだまだ伝え足りなくて、もっと書きたいんですけど、ここまでくると誰にも最後まで読んでもらえない気がするので、無理矢理ですが一旦締めくくります。

言葉の使い方、間違えるな!
多数に発信するならば、物事を多面的に見よう!

まだ間に合う、大丈夫。
誰もがどこかの面で優しさを感じられる世界に、いつか、なりますように。


ここまで読んでくれた方が居たら、本当にありがとうございます!明日プチハッピーがありますように!時間無駄にしたと感じた方、いつかあなたに向けた記事書きます!なので、いろいろと教えてください!

書ききれなかったこともそのうち書けたらいいな。
ありがとうございました!!

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