自分の気持ちを子どもに伝える|coconi
先日、「自分の気持ち」を大切にすることについて、coconiの公認心理士のコラムを投稿しました。自分の気持ちに目を向けて大切にすることで、少し肩の力が抜けるような気がします。
母親だから、父親だからといって、子どもの行動をすべて受け入れる必要はないと個人的には思っています。「イヤだな」って思うことがあったり、疲れているときに、いつもは良いのに「今日はイヤだ」と思うことがあったりしても、それは当然のこと。
その自分の気持ちを知って、自分で受け入れることで、子どもともっと向き合えるような気がしています。
今日は、子どもに「イヤだな」という気持ち、そして「OK」という気持ちを伝える、ということについて、公認心理師のコラムを投稿します。
※coconi会員様に配信するコラムになりますので、noteでは有料記事とさせていただきます。
ご覧いただき、少しでも皆様のお役になてることを願っております☺
「イヤだ」という気持ちを伝える
自分(保護者様)が「イヤだ、受け入れられない」と感じた時、どんな言葉でお子様にメッセージを伝えていますか?
・家の中で走らないで、やめなさい!
・転んだらケガするでしょ!
・(2階で走り回る子どもに)うるさーい!
これらのメッセージでは、子どもには「怒られた」ということしか伝わりません。なぜ、怒られたのかも分からないので、何度も同じことを繰り返します。
親の気持ちは「転ぶのではないかと心配」「カーペットがぐちゃぐちゃになる」「音が響く」ので「イヤ」だったのです。
では、その気持ちを率直なメッセージにしてみましょう。
・走りまわっているとテーブルにぶつかって転ぶんじゃないかと、(パパは)心配なんだよ
・お気に入りのカーペットがぐちゃぐちゃになって、(ママは)悲しいなぁ
・2階で走りまわると大きな音がして、(弟が)お昼寝できなくて、(ママは)困るのよ
このようなメッセージなら、子どもにも親の気持ちが伝わりやすいかもしれません。子どもは親の嫌がることや困るようなことを、やってやろうとは思っていません。親の気持ちが理解できたら、行動を変えてくれる場合もあります。
伝わらなくても・・・、でも自分の気持ちを言語化してみるだけで、少し気持ちが楽になることがあります。「イヤだな」「悲しいな」「困るな」と、なかなか伝えることがなく、無意識で飲み込んでいることが多いと思います。そこを、言葉に出してみるだけで、子どもとの時間に余裕が生まれてくるかもしれません。
「OK」を伝える
受容しているのだから、わざわざ伝えなくてもいいのでは?と思うかもしれませんが、「受け入れられている」と実感できる、そんなメッセージを伝えてもらうことは嬉しいことです。それは子どもも大人の同じです。思っていても言葉に出して伝えないと、その気持ちは伝わりません。ぜひ、ご家族や身近な人たちに嬉しいメッセージを伝えてください。
実践してみた感想をコメントいただけると嬉しいです☺
大変なことも多い子育てですが、いつもより少しだけよかったこと、楽しかったことも共有していけると良いなと思っています。
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