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誰にも言えなかった傷と向き合う…自己肯定感を取り戻す5つのステップ
誰にも話せない傷を抱えたまま
「もう立ち直れないかもしれない」
と感じたことはありませんか?
過去のトラウマ、人間関係の問題、裏切り、大きな失敗…。
それらは心に深く刻まれ、気づけば
「自分には価値がない」と
思い込んでしまうこともあります。
実は私自身も、高校生の頃から
15年ほど過食嘔吐を繰り返していました。
心の中では「このままじゃダメだ」
と思いながらも、
やめられずに自己嫌悪に陥る日々。
そのことを誰にも話せず
孤独の中で自分を責め続けていました。
誰かに話したら楽になれるのかもしれない。
でも、
「こんなこと話したら引かれるのではないか」
「弱いと思われるのではないか」と
考えてしまい、結局何も言えないまま
時間だけが過ぎていきました。
だけど、どんなに深い傷でも
少しずつ向き合うことで
必ず前を向けるようになるのだと
今はわかります。
だからこそもし今
誰にも言えない傷で悩んでいる方がいても
きっと大丈夫だと信じてほしいです。
今回は、
自己肯定感を取り戻すための5つのステップをお伝えします。
1. 自分の傷を認める
まずは、自分が傷ついていることを素直に認めましょう。
私たちは時に
「こんなことで傷つくなんて、自分は弱い」と
感じてしまうことがありますよね。
でも、それは違います。
傷ついたのは、それだけあなたが一生懸命生きてきた証拠。
「私はあの時、本当に辛かったんだ」
「本当に嫌だった」と、
過去の自分に優しく声をかけてあげてください。
紙に書き出してみるのもおすすめです。
書くことで気持ちが整理され、心が軽くなります。
私も自分の過食嘔吐と向き合うために、
まず「私はずっと苦しんでいたんだ」と
認めることから始めました。
2.傷ついた自分を責めない
「もっと強くならなきゃ」
「こんなことで落ち込むなんて…」
そんなふうに自分を責めていませんか?
でも、あなたが感じた痛みは、
間違いではありません。
もし親しい友人が同じことで悩んでいたら
「そんなの気にしなくていいよ」と
突き放すでしょうか?
きっと
「辛かったよね」
「大丈夫よ」
と寄り添うはず。
自分自身にも
もっと優しくしてあげてください。
そういう私も
何度も「私はダメな人間だ」と思っていました
だけどあるとき
自分を責めるのはやめよう
と決めました。
すると、少しずつ心が軽くなっていったのです。
3.過去を手放す
過去の出来事に囚われ続けると
気持ちが前に進めなくなります。
私は幼少期、ぽっちゃりしていたので
親からいつも食事やおやつを控えるように言われてきました。
兄弟は痩せ型だったので
尚更「なんで私だけ…」
いつもそう思っていました
ありのままの自分だと
愛されないのだと
無意識に感じていたのだと思います。
そういった過去があったので
いつも自分は太っていると思い込み
自信がありませんでした。
そんな過去を書き換えたり
手放すことが大切です
小さな行動をしてみましょう。
書く:日記やノートに気持ちを書き出す。
話す:信頼できる人に打ち明ける。
手放す儀式:辛い記憶を書いた紙を破る、燃やす。
自分を癒す習慣:好きな音楽を聴く、自然の中で深呼吸する。
無理に忘れようとしなくても大丈夫。
少しずつ、あなたに合った方法で
手放していきましょう。
実は嫌な過去だったとしてもそこから得られているものもあります。
今だからこそ私も辛い過去から得られたものの方が実は多かったのでは?と感じることが多いです。
その時は分からなくても結果的にあの経験があったからこそと思うことが多々あります。
4. 「できること」「できたこと」に目を向ける
自己肯定感が低いと
「自分には何の価値もない」
と思いがちです。
でも、本当にそうでしょうか?
今日まで生きてきたあなたは
それだけで十分すごいこと。
「できたことリスト」を作ってみるのもおすすめです。
朝ちゃんと起きられた
仕事を頑張った
誰かに優しくできた
どんな小さなことでもOK!
「できたこと」に目を向けることで、
少しずつ自信を取り戻せます。
過食嘔吐が良くなってきた時、私も、少しずつ「できたこと」に目を向けるようになりました。
「今日も過食して嘔吐してしまった…」から
今まで3回だったことが2回に減ったなら
「1回は減らせることができた」
できなかったことを見るのではなく
できたことを意識してみるようにしたことで
次第に過食嘔吐することが減っていきました。
そして次第に
「私でもできるようになった」と
思えるようになりました。
5.未来の自分を思い描く
最後に、今がどんな状況であれ
「どんな自分になりたいか」を
想像してみてください。
未来のあなたは、
どんなふうに笑っていますか?
どんな生活を送っていますか?
少しずつで大丈夫。
毎日を大切にしながら、
「なりたい自分」に近づいていきましょう。
今がどんな状況であれ、
大切なのは今日の自分を少しでも
認めてあげることです。
私も
「未来の自分はきっと素敵な自分になれている」と
思うことで、
少しずつ前向きになれました。
6.まとめ
誰にも言えなかった傷と向き合い、
自己肯定感を取り戻す5つのステップ
いかがだったでしょうか?
自分の傷を認める
傷ついた自分を責めない
過去を手放す
「できること」「できたこと」に目を向ける
未来の自分を思い描く
どんなに辛い過去があっても
誰にでも前を向く力があります。
少しずつ、ゆっくりでいい。
あなたがあなた自身を大切にできますように。
そして、あなたが心から
「生きていてよかった」と
思える日がきますように。
今日も応援しています!
最後まで読んでいただきありがとうございました。