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アイウェアコンシェルジュを受けて、CHANELのメガネをお迎えした件(with阿部寛)

はじめに

わたしは結構な近眼かつ乱視です。
視力を矯正するメガネなりコンタクトがないと、歩くのもおぼつかないほどの視力です。
更に最近では老化が進み、遠近両用のメガネをかけています。
お世話になっていたメガネ屋さんが閉店し、1年ほど前に初めて某有名チェーン店で新しいメガネをお迎えしました。
店員さんは丁寧ですし、フレームもカッコいいです。
でも。
すまん。
何かが足りないんだ。
何が足りないのかすら、わからないんだ。

というわけで、この度東京に行く機会があったので、気になっていた「アイウェアコンシェルジュ」なるものに行ってきました。
知ったきっかけは、自問自答ガールズ火辻さん(動物仲間と勝手に親近感を抱いています)の、こちらのnoteです。

いざ当日、伊勢丹1階へ

おいせたん1階のアイウェアコーナーに、予約した時間につくと「LEONのモデルやってました?」風の、オサレお兄様がお出迎えしてくれました。
このお兄様がわたしに合うメガネを探してくれるとのことです。
一目で仕立てがいいとわかる黒の軽い素材のジャケット、白いカジュアルなシャツ、そして何より「阿部寛さん似のお顔にかけられた、黒とゴールドが相まった、オサレ上級者しかかけることを許されないアイウェア」
死滅回遊(呪術廻戦)でこの人が出てきたら、速攻で逃げます。
※以下、この方を阿部寛(仮)とお呼びしています。阿部寛さんご本人とは、当然ですが一切関係ございません。

売場の奥にある、半個室(フカフカの1人掛けソファー、正面には全身鏡)に通され、前もってメールで伝えていた「どんな状況で使うメガネを探しているか」を再確認します。
阿部寛(仮)よ、終始跪いて話を聞かないでくれ。王様になった気分だ。
わたしの場合は「仕事でもプライベートでも年中使えるメガネ」です。
更に「どんな雰囲気に見られたいとかありますか?」と聞かれ、「舐められたくないんですよね」と言うと「そうですか?今のメガネでもお似合いですし、優しいけど芯がお強いだろうなと、勝手ながら思いました」とにっこり。

そして阿部(仮)は5分ほどメガネを探す旅へ出られ、半個室に残されたわたし。
無駄にそわそわします。
戻ってきた阿部(仮)が持つトレイの上には、なんか、しゃねるとか、でぃおーるとか、さんろーらんってちいさくかいている、どうみてもこうきゅうなめがねが。

・・・思わず漢字やアルファベットを忘れてしまいました。
ここは伊勢丹、値段を気にしたら負けな修羅の場。
そう、わたしは死滅回遊プレイヤー(違う)。負けない。
阿部(仮)「イメージを変えたいという事でしたので、今のメガネから少し印象が変わって、お客様にお似合いになりそうなものを10本ほどお待ちしました」。
・・・まさか、わたしのGUCCIのバッグを見て、ブランドもの中心に選んだんか(推測)

試着(死滅回遊参加)

一番上に鎮座する、黒フレームのCHANEL様から試着していきます。
ツルの部分に小さくCCロゴと刻印がされてるので、パッと見はCHANELだとわかりません。
かけて鏡を見て、驚きました。
似合う。とんでもなく似合う。
阿部(仮)も「絶対お客様に似合うと思ったんです」と、したり顔。

オサレな人がかけてる伊達メガネ、といえば雰囲気が伝わるでしょうか。
当然、度が入ってない状態なので、ぼんやりとしか見えないのですが、それでも似合うのがわかる。
自身もかなり視力が悪いという阿部(仮)がすっと手鏡を出してくれて、似合うのは勘違いではないとわかりました。
全身鏡で見ても、服とのバランスが取れていて、メガネだけが主張してるわけではない。

この時点で8割、この子にします状態だったのですが、こんな機会二度とないので、持ってきて頂いたメガネ全てを試着する事にしました。BGMは嵐のラブソーでお願いします。
CHANELの同じ形のベージュフレーム。圧倒的に黒が似合います。
DIORのくすみブルーフレーム。CHANELより優しい感じになります。
トムフォードの黒太めフレーム。CHANELよりモード系の顔になります。
サンローランの黒細めフレーム。いい意味で無難かな?
国内では伊勢丹でしか取り扱っていない、知る人ぞ知る日本製老舗フレーム2本。
(メガネに詳しい方は「そこも取り扱ってるの?」と驚くそうです)
さすがに10本近くかけ比べ、1本ずつ手鏡と全体鏡で見て、何なら写真でバランスまで見て・・・と繰り返すうちに、自分にはどういうフレームが似合うのか体感としてわかってきました。

阿部(仮)のお言葉「肌馴染みが良すぎるベージュ系は、年相応か、実際の年齢以上に見えてしまうんです」

これが一般論なのか、わたしの場合なのかはわかりませんが、それを体感してもらうため「だけ」に、同じ形のベージュフレームを持ってきてくれたとのこと。
「お客様はお顔立ちが優しいので、黒いフレームでも強くなりすぎないんです。今かけていらっしゃる茶色やベージュですと、さらに優しくお見えになるので、僕からはどのブランドでも黒フレームをお勧めさせていただきます。」
阿部(仮)に対する信頼が生まれた瞬間でした。

さあ、どの子をお迎えしましょうか

圧倒的にCHANEL、おつよい。
そしてお値段を比べると、意外と他のフレームよりお求めやすい。
かけ心地もピッタリ。
この子にしない理由が全くない。
心配だった「ズレてきた時の調整は、伊勢丹でないとできないのか?」を聞くと、「東京においでの際は、いつでもいらしてください。お住まいの地域でも、アイウエア売場が大きめの百貨店や、昔からある地元の眼鏡屋には、眼鏡のプロフェッショナルが必ずいますので」と安心する言葉をかけてもらいました。
チェーン店にはチェーン店の気軽さ、おいせたんにはおいせたんの丁寧さ。
どちらも賢く利用していきたいものです。

視力検査をして、完成したら自宅に送って頂くことになりました。
元からかけてきたメガネの度数をもとに、再度パソコンやスマホ操作がやりやすい用に度数を微調整。この調整をしてくれた方も、プロの職人でした。ここまで精密な検査、眼科レベルです(目の病気で、半年に1回ほど定期通院してる人の証言)。

先日、アイウェアが届きました

伊勢丹の段ボールを開けると、CHANELの黒い箱が出現。
黒い箱を開けると黒い革ケースが出現。
黒地に黒で、目立たないように、でも目立ってしまうCHANELのロゴ。
お財布か?と思うほどフカフカのケース。触りごこちが良すぎてずっと触っていたい。
(身バレを防ぐため、ケースだけ写真をUPします。)

メガネケースなのに貫禄がある

革ケースを開けると、あの日かけたCHANELのアイウェアが、度入りで鎮座しておられました。
中のクロスに伊勢丹のロゴが小さく入っていて、それとは別に「CHANELのロゴ入りクロス」もしっかり付属されていました。
メガネとしての説明書の他に、CHANELの説明書(ギャランティカードではなく冊子)も入っていました。

最後に

思わぬところでCHANELデビューを果たしてしまい、自分が一番驚いています。
それほど、他のアイウェアと群を抜いて「わたしに似合っていた」のです。
自分一人では、絶対に選ばないアイウェアを薦めてくれた阿部寛(仮)さんに、心からお礼申し上げます。

アイウェアコンシェルジュレポートが読める、伊勢丹のサイトです

https://www.mistore.jp/shopping/feature/women_f2/isetanseed32_w.html


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